カジュアルウェア
文学作品への惜しみない愛情を形にした、
ディオールのTシャツ。
2026.06.30
ファッションのトレンドが急速に移り変わり、スタイルが多様化すれど、いつの時代も夏の定番がTシャツであることは間違いない。ひとくちにTシャツと言っても、盛夏の軽装を格上げする主役級から素材にこだわったコンフォタブルな一枚、さらに自身の主義主張を雄弁に伝えるステイタスピースまで、その選択肢は多岐にわたる。そこで、今シーズンおすすめの一枚をカテゴリー別に厳選。まずは、ラグジュアリー/ハイブランドから、ピックアップして紹介する。
古今東西の名作文学作品にオマージュを捧げた「ブックカバー」コレクションのTシャツ。こちらは、アラン・ドロン主演の映画『山猫』(1963)の原作としても知られるジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーザ作の同名小説の表紙デザインをあしらったもの。タイトルやイラストを精緻な刺繍で表現しており、メゾンに通底する崇高な職人技術が息づく。「ブックカバー」コレクションは、クリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンのパーソナルライブラリーからすべて選書されており、希代のデザイナーの創作の源泉をのぞき見るような楽しさもある。柔らかな着心地のコットンジャージー素材とゆったりとしたボックスシルエットは、リラックスムードを添えてくれる。
問/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
掲載した商品はすべて税込み価格です。
Text: Tetsuya Sato