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二代目時計塔竣工90周年を迎え
「Seiko House Ginza」として生まれ変わる

2022.06.17

二代目時計塔竣工90周年を迎え<br>「Seiko House Ginza」として生まれ変わる
左:セイコーホールディングス株式会社 社長 高橋修司、右:セイコーホールディングス株式会社 CEO 服部真二

関東大震災からの復興の象徴として、1932年に銀座四丁目に建てられた銀座・和光。屋上にそびえる時計塔は銀座のランドマークとして、銀座の街を行き交う人々から今なお愛されつづけている。そんな銀座のシンボルともいえる建物が、今年で竣工90周年を迎え、「SEIKO HOUSE GINZA」と名称を新たに、「時の記念日」である6月10日より運用を開始した。

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    5階「ゲストラウンジ」
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    6階「セイコーハウス銀座ホール」

地下1階から地上4階までは従来どおりの営業を継続しながら、竣工当時、社長室や会議室だった5階はデジタル発信ができる環境が整備されたゲストラウンジに、6階は「和光ホール」から「セイコーハウス銀座ホール」へ改称し、グループ事業に関連する展示をはじめ、催事やイベントなど、文化交流の拠点となるスペースへとアップデートされた。屋上も「セイコースカイガーデン」としてリニューアル。環境に配慮されたウッドデッキや植栽が配置され、より快適な空間になるなど、各階、歴史的空間を生かしながら、時代に寄り添う場所へと生まれ変わる。

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また現在、オープニングイベントとして6月19日(日)まで「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」が開催されている。時計の針が時間を刻む音、水時計の音、テーラーのハサミの音など、次世代に繋ぎたい「匠の技」にまつわる12の音をひとつの曲としてまとめ、それぞれの音にゆかりのある品を展示。曲は音楽家である江﨑文武が作曲し、文化の継承と調和を感じさせる音のインスタレーションとして来場者に感動を届ける。

そのほかにも特別なウインドディスプレーの展示や、「Seiko Harmony」スペシャルバージョンの特別な鐘が銀座の街に響き渡るなど、スペシャルな企画がめじろ押しだ。

100周年に向けて、新たに生まれ変わった「SEIKO HOUSE GINZA」。この先、どんな進化を見せてくれるのか、いまから楽しみだ。

「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」
日時/2022年6月19日(日)まで
10:30〜19:00(最終日は17:00)※最終受付は30分前まで
会場/セイコーハウス銀座ホール
東京都中央区銀座4丁目5-11 セイコーハウス銀座6階
※入場料無料(事前予約優先)
事前予約はこちら https://seiko-harmony.zaiko.io/e/event

Text:AERA STYLE MAGAZINE

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