旅と暮らし

高木康行が見据える、現代社会の光と影。vol.2

2017.07.19

数々のファッション誌やコマーシャルで披露するスタイリッシュな写真が人気のフォトグラファー高木康行さんは、実はスナップ写真の名手でもある。日本で生まれ、世界各国を巡り、人種のるつぼ・ニューヨークでの約20年間に及ぶ生活で培ってきた唯一無二の眼は、現代の世界をどう見据えるのか――。優しくもシュールな数々の断片が集まるそれらを俯瞰（ふかん）したとき、あなたはいったい何を感じる？

1050aera6 — 主にツーバイ材と呼ばれる規格材から生み出されるデザインは、実は規格の制約を感じさせないアイデアに満ちあふれている。そして、これから先も　＃ishinomaki laboratory

1050aera7 — 先輩の稽古を見るテキサス出身の若い黒人力士

1050aera8 — アーティストとボランティアによって建てられた、リサイクル材を使ったポップアップツリーハウス

1050main02_aera9 — チョコレートおにぎり、紙せっけんから椿油（つばきあぶら）まで世界のさまざまな天然物を再発見し、商品化するコラージスト。トゥアミ夫妻。

1050aera10 — ランドスケープそのものをインスタレーションアートにした作品　#Wavefield ＃mayalin

プロフィル
高木康行（たかぎ・やすゆき）
国内外の雑誌やコマーシャルで活躍するフォトグラファー。写真作家としての活動も積極的で、パリやニューヨークなどでの個展開催も多数。写真集に『小さな深い森』『植木』（いずれもフランスの出版社から発行）がある。www.yasuyukitakagi.com

Photograph & Text:Yasuyuki Takagi

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