旅と暮らし
旅の達人に聞く!スーツケースのパッキング術
スタイリスト栃木雅広さん編
2017.08.03
スーツケースにやみくもに荷物を入れるのではなく、見やすく・取り出しやすくパッキングするのが理想。そこで出張が多くて旅慣れている4名の達人たちに、パッキングのコツを伝授してもらった。目からウロコのテクニックは必見!第1回目はスタイリストの栃木雅広さんがナビゲーターだ。
「ジャケットの型崩れ防止には、裏返しに畳んで収納がおすすめ」
栃木さんの荷物の大部分を占めるのが衣類や小物。「小物類はアイテムごとにまとめるようにしています。衣類は少しずらしながら重ねるように収納。これだと場所を取らないし、なによりひと目でワードローブが把握できるんです。コーディネートも組みやすいですし。また、収納に悩むジャケットは、身頃と袖を裏返しにして畳むと型崩れやシワを防ぐことができます。ガーメントを持っていないという方は、ぜひ実践してみてください!」
靴やベルト、ハットはコーディネートしやすい黒・茶でそろえている。スタイリストならではのこだわりだ。また、形が崩れやすいハットは、専用のケースに入れるようにしている。
Photograph: Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Text:Kyoko Chikama