紳士の雑学

ネクタイの基本的な結び方

2017.08.30

シャツとタイのコーディネートは、スーツとの三位一体の調和が欠かせない。細部の形状はもちろん、その素材や色柄を十分に吟味し、TPOを踏まえた組み合わせの妙を探る。それは料理でいうところの盛り付けのようなもの。ここがマズいといただけない。大人の男の知的遊戯を“おいしく”完成させるための、基本知識をここに記す。

How to Knot
<プレーンノット>

  • 写真・図版
    ①大剣を小剣よりも長くしてシャツの襟から垂らし、シャツの第3ボタンくらいの位置で大剣のほうを上側にして交差させる。
  • 写真・図版
    ②大剣を小剣の下を通す。
  • 写真・図版
    ③大剣を小剣のまわりで一周させる。
  • 写真・図版
    ④大剣を体の側からくぐらせる。
  • 写真・図版
    ⑤くぐらせた大剣を、先ほど巻いたときにできた輪の内側に通す。このとき結び目を片手で押さえながら、大剣を下方に引く。
  • 写真・図版
    ⑥結び目を押さえたまま、小剣を引き結び目を上方にスライドさせる。整えて完成。

<セミウィンザーノット>

  • 写真・図版
    ①大剣を小剣よりも長くしてシャツの襟から垂らし、大剣を上にして小剣の下から回す。
  • 写真・図版
    ②大剣を最初に交差させていた上側のほうに向かわせ、前から体に向かって通す。
  • 写真・図版
    ③大剣を再び、小剣のまわりで一周させる。
  • 写真・図版
    ④大剣を体の側からくぐらせる。
  • 写真・図版
    ⑤くぐらせた大剣を、先ほど巻いたときにできた輪の内側に通す。このとき結び目を片手で押さえながら、大剣を下方に引く。
  • 写真・図版
    ⑥結び目をシャツの襟もとまでスライドさせる。整えて完成。

ノットを立ち上げる結び方のコツ

写真・図版

ノットの大きさやディンプルの位置は意図どおり。大剣の先端もベルトの上に来るように整えた。鏡に正対したまま仕上げの結びに入る。待たれよ。それではまだ完璧とはいえない。ここで鏡から目線をはずしぺこりとお辞儀の姿勢を取り、タイを床に向かってぶら下げてからノットをゆっくりと結ぶ。ノットは立体的に立ち上がり、見栄えよく収まってくれるはずだ。

出典:永久保存版「スーツ」着こなし事典(朝日新聞出版)

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