紳士の雑学
スマートなVゾーンで好印象を勝ち取る
2017.09.27
スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。
取引先に招かれたプロモーションイベントに参加。たくさんの人と会う予感がする日は、悪目立ちせずに印象に残る、シャープでスマートな着こなしで臨みたい。
そんなときに活躍するのがネイビーのストライプスーツ。合わせるのは、清潔感とさわやかさが共存したクレリックシャツ。有能さを感じさせるパープルのストライプタイを選んで、あくまでビジネスシーンを意識した着こなしに。この着こなしにはボルドーのタイも合うが、パープルのほうがシャープで引き締まった印象になる。
間違えやすいNG例
柄や色のバランスが整った着こなしをしていても、そもそもスーツとシャツの相性が悪ければコーディネートは成立しない。この場合、襟元に注目したい。ラペルに幅のある貫禄のあるスーツには、襟がショートポイントのシャツはミスマッチ。せっかくの配色の妙も、このシャツではどこか頼りない印象に。適材適所を意識して、正しい着こなしを身に付けよう。
※掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Text:Yuichiro Tsuji