旅と暮らし

東京の玄関口で、
温かなホスピタリティーと最先端のフレンチを
[部長の名店]

2017.10.25

東京の玄関口で、<br>温かなホスピタリティーと最先端のフレンチを<br>[部長の名店]
『42℃でゆっくり火を通した北海道産時鮭のコンフィ、爽やかなレモンの香り 白糠町から届いた旬の貝とイカスミのチュイル たっぷりのイクラで仕立てた南仏風アイオリソース』(3,600円)。しっとりきめ細かな身質に鮭本来の甘みが感じられる。イクラのコクを生かしたソースを添えると、海のミネラルを感じるとろけるような味わいに。

さまざまな企業で働く部長たちに聞いた「名店」をご紹介します。

皇居、国会議事堂、新宿の高層ビル群など東京を象徴する景観を一望できる丸ビルの35階。南仏の天才シェフ、プルセル兄弟の哲学を継ぐフレンチの名店にはプライベートからビジネスまでさまざまなゲストが訪れる。訪日客も多く、料理長の鴨田 猛氏いわく「首都の玄関ともいえるロケーション。全国の厳選食材を使い、“日本のプルセル・キュイジーヌ”としての提案を心がけています」。

1050_MTN9622

秋の新メニューは滑らかなじゃがいもの冷製スープとサクサクした生地に包んだ新秋刀魚を組み合わせたスペシャリテ(2,800円)。温と冷、大地と海のものの対比が一体となる驚き。ハレの日にふさわしい華のあるひと皿である。

400_MST0374

部長いわく「インド駐在後、帰任祝いをしていただいた思い出の場所。とてもぜいたくで、ただただいい空気が流れていました」。丸ビルという場所柄ゆえ、男性二人でも違和感がない。子連れ客への細やかなホスピタリティーも定評がある。家族の記念日、親戚の集まりも安心して相談できる。

Photograph:Reiko Masutani
Text:Akane Matsumoto

買えるアエラスタイルマガジン
AERA STYLE MARKET

装いアイテム

おすすめアイテム

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 思い出の街、麻布十番で見つけた新しい宝物。<br>『中国料理 永新』で熱々春巻きをガブリ!<br>マッチと町中華。【第18回】

    思い出の街、麻布十番で見つけた新しい宝物。
    『中国料理 永新』で熱々春巻きをガブリ!
    マッチと町中華。【第18回】

    週末の過ごし方

    2024.08.23

  2. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>伝統と革新を知る「長月」の着こなし。<br>【第二期】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    伝統と革新を知る「長月」の着こなし。
    【第二期】

    週末の過ごし方

    2024.09.13

  3. 町田啓太さんと撮影後におしゃべり!<br>今後の予定に驚きの展開が!?

    町田啓太さんと撮影後におしゃべり!
    今後の予定に驚きの展開が!?

    週末の過ごし方

    2024.09.13

  4. マッチが抱えていた積年の思いとは?<br>『中国料理 かおたん』、このお店ってもしかして……<br>マッチと町中華。【第19回】

    マッチが抱えていた積年の思いとは?
    『中国料理 かおたん』、このお店ってもしかして……
    マッチと町中華。【第19回】

    週末の過ごし方

    2024.09.09

  5. 東京割烹「くろぎ」の黒木 純(くろぎ じゅん)氏が監修!<br>とんかつ専門店「とんかつ じゅんちゃん」が<br>青山グランドホテルにオープン!

    東京割烹「くろぎ」の黒木 純(くろぎ じゅん)氏が監修!
    とんかつ専門店「とんかつ じゅんちゃん」が
    青山グランドホテルにオープン!

    週末の過ごし方

    2024.09.10

紳士の雑学