旬のおすすめ
バリーで、これが欲しい。
ロックテイスト溢れるスイングトップ
2017.11.09
カール・フランツ・バリーによって1851年に創業したバリー。先端機器を積極的に導入し作り出す職人仕立ての靴が認められ、一躍実力派ブランドとして頭角を現す。1970年代からはバッグやレザーアクセサリーをラインナップし、2000年代に入ってからはトップメゾンを歴任する著名デザイナーを招聘するなど、堂々のトータルブランドとして成長を続けている。
そんなバリーは今季、かつてニューヨークを彩ったセブンティーズカルチャーにスポットを当てている。きらめくようなサテン生地を奢ったブルゾンは、70年代のロックシーンを思わせるグロッシーな艶がポイント。ボディの随所にアーカイブ・モチーフなどを緻密な刺繍にて施しており、きらびやかにして老舗の深味をさり気なく感じさせる仕上がりだ。デザイン自体はオーセンティックなスイングトップ型なので、着こなし方はまさに自由自在。シャツの上にシンプルに羽織ることに加え、ジージャンやカーディガン、ジレなど合わせるアイテムを選ばないのも大きな特徴。
カラー展開は、温かみを感じさせる写真の「ハニー」の他、シックに着こなせるネイビー系の「インク」による全2色。ブルゾン¥150,000/バリー(バリー 銀座店 03-6264-5471)
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
Photograph:Fumito Shibasaki(DONNA)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Tsuyoshi Hasegawa (04)