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ニッポンの冬、ニッポンのコートを着る。
第3回 タケオキクチ

2017.11.13

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今冬のビジネススタイルの主役は、もう手に入れただろうか。いまだ思案中という方のために、合計6回にわたりニッポン発の6ブランドが今シーズン提案するコートを紹介する。第3回は、ニッポンの伝統を現代の視点で解釈するタケオキクチだ。

設立は1984年。トレンドに敏感な現代の男性に向け提案しつづけてきた同ブランドが、今シーズン新たに立ち上げたのが「プロダクト・ノーツ・ジャパン」だ。ニッポンの伝統にフューチャーし、その手法や柄、色をブランド独自の目線で現代にアップデート。そんなコンセプトを、今秋冬では絣(かすり)という伝統織りをモチーフにした生地で表現している。

絣とは、江戸時代末期から明治時代に晴れ着用として重宝された、いわゆるメランジ生地。今回紹介するコートは、その混色が織り成す表情の豊かさが見どころとなっている。

さらに注目したいのが、博多水引デザイナーの長澤宏美さんとのコラボレーションによるブートニエール。真心を結ぶ、縁を結ぶといった意味が込められる博多水引は、まさしく日本の伝統をいまに結ぶ象徴と言える。

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今シーズンのテーマ「絣」を、尾州の山栄毛織で織り上げた変形ヘリンボーン「矢絣」で表現。黒糸に色糸を太番手で織り混ぜることで、表情豊かなムラ色を描く。縫製は国内にて。絞ったウエストから裾にかけてのドレープ感が、クラシカルなダブルにエレガンスを。
コート¥79,000、ジャケット¥53,000、シャツ¥18,000、パンツ¥20,000、ネクタイ¥11,000、バック¥40,000/以上タケオキクチ、シューズ¥69,000/チーニー フォー タケオキクチ(すべてタケオキクチ03-6324-2642)

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プロダクト・ノーツ・ジャパン以外のコートも秀逸だ。イタリアのピアチェンツァ社製ウール×カシミア生地に、アザミの実を使ってシャギー加工を。空気を含んだ風合いがやわらかさを主張する一方で、光沢がラグジュアリーな印象を加味する。日本のブランドならではの、日本人の体形に沿ったパターンメイキングによるシェイプ感やエレガントな佇まいも見どころに。
¥89,000/タケオキクチ(タケオキクチ03-6324-2642)

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-UP:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)

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