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ラルフ ローレンで、これが欲しい。
パッチワーク「風」が小粋なカシミヤジャケット

2017.11.15

ラルフ ローレンで、これが欲しい。<br>パッチワーク「風」が小粋なカシミヤジャケット

トラッドスタイルの巨匠として知られるラルフ ローレン。ネクタイのセールスからキャリアを興しつつ、服作りに強い興味を抱いていた若きローレンは、自身でデザインしたタイにPOLOと名付け1967年に売りだすことを決意する。タイから始まったストーリーは瞬く間に大きな物語へと成長し、デビューのほぼ10年後には、米国人デザイナーとしては初めてパリに路面店をオープンさせるほどの人物となった。

そんなラルフ ローレンを形作るエッセンスとして見逃せないのが、「英国上流階級」への憧れと「古き良きもの」への愛着。取り分けパープル レーベルは、ミスターローレンのファッション哲学を最高級の素材と仕立てにて実現させた逸品シリーズだ。定番としてファンの多いカシミヤジャケットも、あえてパッチワーク風の織り生地を使用した特別製となっている。本ページの読者なら、学生時代にポロ ラルフ ローレンのパッチワークブレザーやショーツを愛用したという人も多いだろう。その名品が今季エレガントなカシミヤジャケットとなって帰ってきたのだ。ポイントはやはりカントリー調の温もりを当時のままに、エレガントなフィット感とテイラード型とは思えないほどの軽快さを加えているところ。最高級でありながら堅苦しさを感じさせない物作りもまた、ラルフ ローレンの傑出した持ち味なのだ。

グレンプレイドやヘリンボーン、それにバーズアイなどの古典柄をパッチワーク風に織り上げたカシミヤ生地は、れっきとした一枚布。素材使いからして遊び心に溢れているのもラルフ ローレンならでは。ジャケット¥402,000/ラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン 0120-3274-20)

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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Photograph:Fumito Shibasaki(DONNA)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Tsuyoshi Hasegawa (04)

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