腕時計
国内最大規模のリシャール・ミル サロンが
大阪心斎橋にオープン!
2017.12.04

F1のレーシングカーと同じく、最先端のテクノロジーとハイテク素材を追求した「エクストリームウォッチ」で知られるリシャール・ミルのコンセプトサロンが大阪・心斎橋に10月にオープン。11月16日に記念のレセプションが開催された。
単独の路面店としては2007年オープンの銀座店に次いで2店舗目だが、同ブランドのブティックとしては国内最大の広さを実現。日本でも有数の高級繁華街である御堂筋に面しており、エントランスのショウウインドーからリシャール・ミル独特の世界観が表現されている。店内は明るく、什器などのインテリアもコントラストが明快。そのなかに数千万〜億円単位も珍しくない同ブランドの超高級時計が並ぶ。時計師のための専用スペースが設けられているほか、奥にはVIPのためのシークレットサロンも用意されている。

このオープニングレセプションのために来日したリシャール・ミル氏は「かなり以前から大阪でブティックをオープンさせたいと考えてきました」として次のようにあいさつした。
「大阪は最初のパートナーになっていただいた東邦時計の本拠地でもあることから、強いこだわりをもっていたのですが、このように素晴らしい立地でオープンできたことに感謝いたします。私たちのビジネスがますます拡大していくための重要な拠点になると信じております。関係者ならびに私どものブランドに期待と信頼をお寄せいただいた日本の皆様に深く御礼いたします」

これを受けて、リシャールミルジャパンの川崎圭太代表取締役社長は「ここ5年くらい場所探しに苦労してきましたが、ようやくベストな場所が見つかり、本当にいい形でオープンできました」と述懐。同氏によれば、東京・銀座店よりも明るいインテリアで演出されており、世界で最も新しいタイプのリシャール・ミル サロンだという。将来的には2階のオフィスを正規認定中古時計の専用フロアにする予定とも語った。
リシャール・ミルは超高額というだけでなく、近年はトゥールビヨンなどのハイエンドな複雑機構をテニスやゴルフ、カーレースなどの過酷な条件下でも使用できるものを実現。そのために必要となる、剛性が高く軽量のハイテク炭素素材や頑強な構造が開発されてきた。これまでの高級時計は貴金属素材による重量感がひとつの価値だったが、逆にリシャール・ミルは超軽量を誇るだけでなく、耐衝撃性も重要なコンセプトのひとつ。そうしたリシャール・ミルならではの特徴と魅力を、この大阪ブティックで確認していただきたい。
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Text: Keiji Kasaki