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男をつくるもの
部長の「名品」リスト【第1回】

2018.01.29

男をつくるもの<br>部長の「名品」リスト【第1回】

手に入れてよかったものとそうではないもの。線引きができるようになってきた。これからのビジネスマン人生をともに歩みつづける、「名品」をリストアップ。少しの背伸びが、男を高める。それが正しいことは、もう承知している。

エルメスのブリーフケース

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1928年に発表された書類ケース「サック・ア・デペッシュ」の新作、「サック・ア・デペッシュ スリム」。薄くアレンジされ、従来のアコーディオン型のマチがない。つや消しの留め具がモダン。縦29×横37×幅5㎝。¥725,000/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)

シューズと比べると、バッグへの関心は希薄になる人が多いように思う。どうしてだろう? いちばん目立つ小物であり、シューズ以上に長持ちし、流行に左右されにくいアイテムなのに。

最高峰はエルメスのブリーフケース「サック・ア・デペッシュ」。完成されたデザインに、上質を極めたレザー。携えれば、気持ちが高揚する。これは従来よりも薄く、ひと回り小さくなった新作。高価だが、その価値がある。ビジネスマン人生のメモリアルなタイミングに。

カルティエのリストウオッチ

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100年前、時計史に刻まれた「タンク」の系譜にある「タンク ルイ カルティエ」。端正という形容詞が、しっくりとくる。LMサイズ、ピンクゴールドケース、アリゲータストラップ、手巻き。¥1,350,000/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757)

携帯電話で時刻を確認する仕草は好きになれない。少し袖をまくって、ちらりと腕元に視線を落とす。それが大人としての立ち居振る舞いだ。しかし、腕時計にとって時刻を示す役割が薄れてきたことも事実。だから、いままで以上にアクセサリーとしての在り方も問いたくなる。

カルティエの「タンク」が100周年を迎えた。腕時計は丸いものという既成概念を覆し、いまや角型の手本となった。これからの100年も、男にとって最上の装飾品で在りつづける。

サンヨーのバルカラーコート

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素材はコットンギャバジン。リメイクしたように随所に太いステッチを施す。国内最高水準のコート専門縫製工場であるサンヨーソーイングの力量が発揮された一着。コート¥99,000/サンヨー(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)、スーツ¥82,000/ユナイテッドアローズ、シャツ¥25,000、/エリコ フォルミコラ、タイ¥11,000/フラテッリ ルイージ(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)

その名は「100年コート」。親子三代にわたって受け継がれるコートを目指し、三陽商会のコートづくりのノウハウを結集して誕生した。これは新作の「エイジド・モデル」。着はじめて30年後をイメージし、ヴィンテージ加工を施している。

自分で一から育てるというのも魅力的ではあるが、父から譲り受けたようなコートにも惹かれる。シンプルなバルカラーのデザインは、ビジネスコートの手本のよう。昭和の紳士のように、実直な男でありたい。

掲載した商品は全て税抜き価格です。

部長の「名品」リスト【第2回】はこちら

Photograph:Osami Watanabe
Styling:Masayuki Sakurai
Hair & Make-up:Masayuki(The VOICE)
Edit & Text:Kenji Washio

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