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春のタイ選び「5つの視点」その1 ビンテージプリント

2018.01.29

春のタイ選び「5つの視点」その1 ビンテージプリント
ネクタイ¥14,000/ジョン コンフォート、チーフ¥3,000/フェアファクス(ともにフェアファクスコレクティブ 03-3497-1281)、スーツ¥136,500[オーダー価格]/麻布テーラー、シャツ¥5,000/麻布ザ・カスタムシャツ(ともに麻布テーラープレスルーム 03-3401-5788)

暖かい春は目前。その装いにおいても、季節感を採り入れる準備を。ビジネススーツだってしかり。そこで、今春注目したい5つのキーワードを紹介。春タイで、Vゾーンに春一番を吹かせてみよう。

「クラシックトレンドのいま、大本命はやはりこれ」

英国クラシックのトレンドが続くなか、ビンテージ調のプリントタイ人気も続伸中だ。80年代から90年代にかけても流行したプリントタイ。その魅力は、ジャカード織りよりも色柄が繊細かつ複雑に表現できることにある。英国クラシックスーツに好適なペイズリーや幾何学模様を、より味深く表現できるというわけだ。傾向としては、スリーピースといった貫禄あるスーツにマッチする落ち着いた発色や、クラシック感の強い大ぶりな柄への注目が集まっている。

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一度消滅した1908年創業の英国老舗が、フェアファクスにより復活。美しいノットを形作るやわらかな生地に、英国らしいクラシックな柄を乗せたプリントタイのラインナップが充実する。¥14,000/ジョン コンフォート

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ファインイングリッシュシルクを使い、50オンスのヘビーツイルに織り上げた英国アダムリー社製生地。ブルーのトーンonトーン配色に、さりげなくボルドーを差すことで奥行き感を演出した。¥14,000/ジョン コンフォート

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まるでコーヒー豆? ブラウンにホワイトで不思議なモチーフを描く一本。素材はシルク。ランダムにレイアウトすることで、個性的なモチーフもクラシックスーツにマッチする味わい深い印象に。¥10,000/フェアファクス

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

問/フェアファクスコレクティブ 03-3497-1281

その2 パステルカラーはこちら

Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-up:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)

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