旬のおすすめ

男をつくるもの
部長の「名品」リスト【第3回】

2018.01.31

男をつくるもの<br>部長の「名品」リスト【第3回】

手に入れてよかったものとそうではないもの。線引きができるようになってきた。これからのビジネスマン人生をともに歩みつづける、「名品」をリストアップ。少しの背伸びが、男を高める。それが正しいことは、もう承知している。

モンブランのボールペン

AE1012L_0414
平面を採用したボディーの軸が特徴。マグネットの採用により、キャップを閉める際、カチッという小気味よい音とともにワンタッチで閉じる。各¥45,000/モンブラン(モンブラン コンタクトセンター 0120-39-4810)

消せるボールペンは便利だが、ビシっとスーツを着こなしているなら不釣り合い。腹を決めていいペンを求めるなら、やっぱりモンブランにたどり着く。デザイナーのマーク・ニューソンとのコラボレーションにより誕生した「モンブラン M」はまさにモダン。筆記具に対する美学が息づく。「部長、いいペンを使ってますね」と言われたい。

シャルベのタブカラーシャツ

 AE1012L_0509
本国フランスで展開しているものと比較すると、ユナテッドアローズでは台襟の高さを低くする微調整を行っている。また、着丈と袖丈をやや短く、裾をラウンドカットにしていることもポイント。各¥46,000/シャルベ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)

シャツは直接、肌に触れる消耗品だから、安価なものを数多くそろえる。それもひとつの正しい考え方。しかし、すでにある程度の枚数を所有しているなら、数より質を問うべき。質の最高峰はフランスの老舗、シャルベで体験したい。タイの下でループタブをボタンで留める襟型なら、タイの結び目が少し持ち上がり、立体的なVゾーンを演出できる。朝のひと手間が確実な違いとなって表れる。

ジェイエムウエストンのサイドゴアブーツ

AE1012L_0480
ジェイエムウエストンを象徴するモデルのひとつが、このサイドゴアブーツ。品番「705」でも知られる。選りすぐりの一枚革でつくられ、職人のクセづけによる中央に通った鼻筋が美しい。¥135,000/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)

ビジネスマン人生も20年を過ぎ、部長世代となれば、ストーレートチップやプレーントウなど、靴の基本形はそろっているはず。足元の新しさという狙いでワードローブに加えたいのが、サイドゴアブーツ。ジェイエムウエストンでは定番としてラインナップする。もはや、変えるところがない造形美。ゴアとはゴムのことで、脱ぎ履きしやすいこともメリット。オン・オフ兼用は、もちろんだ。

掲載した商品は全て税抜き価格です。

部長の「名品」リスト【第2回】はこちら

部長の「名品」リスト【第4回】はこちら

Photograph:Osami Watanabe
Styling:Masayuki Sakurai
Hair & Make-up:Masayuki(The VOICE)
Edit & Text:Kenji Washio

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 3年に1度! 世界が注目する<br>瀬戸内国際芸術祭がやって来る<br>【センスの因数分解】

    3年に1度! 世界が注目する
    瀬戸内国際芸術祭がやって来る
    【センスの因数分解】

    週末の過ごし方

    2025.06.18

  2. 箱根に映える、メルセデスAMG SL 63 SE パフォーマンス<br>【男と女、そしてカブリオレ。】

    箱根に映える、メルセデスAMG SL 63 SE パフォーマンス
    【男と女、そしてカブリオレ。】

    週末の過ごし方

    2025.06.27

  3. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.09

  4. スタンドアローンで<br>日本の伝統工芸を世界の宝へ導く<br>【センスの因数分解】

    スタンドアローンで
    日本の伝統工芸を世界の宝へ導く
    【センスの因数分解】

    週末の過ごし方

    2025.06.25

  5. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.13

紳士の雑学