旬のおすすめ
男をつくるもの
部長の「名品」リスト【第4回】
2018.02.01
手に入れてよかったものとそうではないもの。線引きができるようになってきた。これからのビジネスマン人生をともに歩みつづける、「名品」をリストアップ。少しの背伸びが、男を高める。それが正しいことは、もう承知している。
ロックウッドの傘
チェスターフィールドコートをはおり、手元にビニール傘。これでは、どうしたってさまにならない。一念発起して本格傘を。おすすめは、ハンドルから先端まで削り出しの一本木を使ったもの。重さはあるが、特別な存在感。ビジネススタイルの格を上げる。ロックウッドはロンドンで最古参の傘屋といわれるジェームス・スミス&サンズで修業していた2人の職人が、2014年に始めたブランド。
ダンヒルのレザーグローブ
服飾雑貨で探し物があるならば、ダンヒルに向かう。英国を代表するメンズ専門ブランドならでは。群を抜くクオリティー。グローブもしかり。なめらかな手触りのラムナッパレザーを使用する。ネイビーを選べば、品のよさも、よりいっそう高まる。甲には見事なほど細かなステッチで3本線が入る。諸説あるが、これは血管を表現したもの。そんなウンチクを話したくなるのも、悪いクセではない。
アルマーニコレツィオーニの3ピーススーツ
役職が上がれば、好むと好まざるとにかかわらず、人から見られる機会が増える。誰がどう見ても明らかに凛々しい。そんなスーツで万全を期す。アルマーニ コレツィオーニのスーツなら、狙いは果たされる。格式の高い、ダークグレー。張り出した肩山が威風堂々たるたたずまいに。クラシックでありながら、細いラペルでモダンさも醸し出す。そして、よいスーツは着ている本人に自信をもたらす。自信がビジネスに対してポジティブに作用する。
掲載した商品は全て税抜き価格です。
Photograph:Osami Watanabe
Styling:Masayuki Sakurai
Hair & Make-up:Masayuki(The VOICE)
Edit & Text:Kenji Washio