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春のタイ選び「5つの視点」その4 リネン素材
2018.02.01
暖かい春は目前。その装いにおいても、季節感を採り入れる準備を。ビジネススーツだってしかり。そこで、今春注目したい5つのキーワードを紹介。春タイで、Vゾーンに春一番を吹かせてみよう。
「軽やかな生地感で、気分も爽快」
パステルカラーとともに、春の陽気に似合うのがリネン素材。ドライな質感が軽快さを示してくれるリネンは、発色をほどよく抑える性質から、クセのある色柄をなじませてくれる効果も。同素材を選ぶ目的は、言うまでもなく清涼感の演出。だから、ジャケットもホップサックといった風合い豊かな生地を選ぶのが正解だ。本来なら生真面目な印象を与えるネイビージャケット×グレースラックスのようなコーディネートも、断然春らしい爽やかな雰囲気にまとまる。
シルク59%リネン41%とシルクを主体にすることで、ガーゼ織りながら上品な光沢感が乗ったブラウンを表現。とはいえ、リネンブレンドにより軽快な風合いもしっかりと楽しませてくれる。¥13,000/フェアファクス
デニム地を想起させるインディゴブルー。重たくもなりがちな色だが、リネンをブレンドしたシルクならではのネップが軽快な印象に。ホワイトのドット柄も、春らしい爽やかさを後押しする。¥19,000/ペトロニウス
定番のストライプタイも、春はシルク×リネンのざっくりとしたガーゼ織りの生地に衣替えを。インディゴブルー×グリーンの押しが強めな配色も、リネンのナチュラルな風合いが受け入れやすくする。¥13,000/フェアファクス
掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問/フェアファクスコレクティブ 03-3497-1281
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Tomohiro Saitoh(GLOVE)
Hair & Make-UP:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)