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軽くて洒脱な、春のビジネスコート
第2回 アクアラマ

2018.02.06

軽くて洒脱な、春のビジネスコート<br>第2回 アクアラマ

寒さの厳しかった冬も、もうすぐ終わり。そろそろスプリングコートの見立てを。今回紹介するのは、海外からの6ブランド。軽さを備えつつ、春のビジネススタイルを華やかに彩ってくれるコートたちだ。第2回は、名作コートの歴史における影の立役者、アクアラマ。

肩のラインをすっきりと見せるため、縫い目を中心から逃したショルダーライン。見れば見るほどに、ファクトリーブランドらしい丁寧な作り込みに感心する。1953年にイタリアのペルージャで創業したアクアラマ。水を意味するアクアをブランド名に冠する通り、レインウエアを得意とするブランドで、だれもが知るトレンチの名作を手がけてきた、実力派ファクトリーだ。

今回紹介するのはチェスターコート。ラペル幅をやや狭めたスタイリッシュなシルエットと、同ブランドでは多くのモデルで採用するリモンタ社製ナイロン生地の光沢が、イタリアらしい色気をにじませる。生地は薄手で、さらに一枚仕立てとあって実に軽快。それでいて、高密度なナイロン生地は、少々の雨もへっちゃらだ。

ボディとアームは、縫製部分が重ならないよう、その接合位置をずらす気配りされている。また、襟を立てると右側に小さなワッペンが現れるなど、小技の利かせ方もなかなか小憎い。
それでいて6万円代というプライス設定。何かと懐厳しい春の財布事情に、うれしい一着だ。

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太ももにかかる着丈は、軽快な春のジャケパンスタイルのコートとしてバランスがいい。薄手だが生地感は実に表情豊かで、素材感のある春ジャケットにもよくなじむ。コート¥65,000/アクアラマ(インテレプレ 03-6804-3861)、ジャケット¥154,000/ルイジ ボレッリ、シャツ¥20,000/ジャンジ、タイ¥11,000/ステファノ ビジ、パンツ¥22,000/ジェルマーノ(すべてバインド ピーアール 03-6416-0441)、靴¥52,000/ソフィス&ソリッド(トレーディングポスト青山本店 03-5474-8725)

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

第1回 シーラップはこちら

第3回 ヘルノはこちら

Photograph:Sunao Ohmori(TABLE ROCK.INC)
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up:Ryo(COME HAIR)
Text:Masafumi Yasuoka(BEARD MAN)

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