旅と暮らし

皮までおいしい!イギリス名物「ジャケットポテト」
[長尾智子 料理の歳時記]

2019.01.30

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食材は旬の時期に味わうのがいちばん。出盛りの食材をいかにおいしく料理するか。料理研究家の長尾智子さんに教えていただきます。

冬の食材『じゃがいも』

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南米原産。1600年ごろにオランダ船によって、現インドネシアのジャカルタ港経由で日本へもたらされた。その後、「ジャガタライモ」を略して「ジャガイモ」と呼ばれるように。おなじみの男爵、メークインのほか、きたあかり、紅丸などの品種が増え、最近では紫色のシャドークイーン、ピンク色のノーザンルビーなど、色とりどりの品種も登場。世界中で親しまれている食材なので、レシピも多種多様。和洋さまざまに楽しめる。

「ジャケットポテトは、じゃがいもを皮ごと焼いて、好きなフィリングを挟んだもの。イギリスの庶民的なストリートフードです。サワークリームに、スモークサーモンやゆでた海老、ハム、チーズ、とうもろこしなどなど、好きにアレンジできます。オーブンに入れる前に、塩と油をまぶしておくのが上手に仕上げるポイントです。皮がカリカリに焼き上がり、フィリングやソースなしで、そのまま食べたくなるくらい、おいしく仕上がります」

<レシピ>
材料(4人分)
じゃがいも(男爵、きたあかりなど) 中4個
サワークリーム 約大さじ4
ベーコン(塊) 約100g
チェダーチーズ 約80g
イタリアンパセリ 2本
オリーブ油 大さじ1
塩、こしょう 各少々

<作り方>
1.オーブンを190℃に温める。

2.じゃがいもはよく洗って水気をふき取り、ボウルに入れる。塩ひとつまみとオリーブ油をまわしかけ、ボウルを揺すって塩と油がじゃがいもにまんべんなくなじむようにする。

3.天板にオーブンペーパーを敷き、2のじゃがいもを載せて、オーブンで1時間焼く。

4.サワークリームはスプーンで練ってやわらかくする。ベーコンは小さめの拍子木に切り分け、温めたフライパンでこんがりと焼く。チェダーチーズは小さな角切りに、イタリアンパセリは茎ごと粗みじんに刻む。

5.じゃがいもの皮がパリッと焼けて、竹串がすっと通れば焼き上がり。熱いうちにオーブンシートごとまな板などに載せ、深く切り込みを入れる。

6.サワークリームをスプーンですくって載せ、少し温め直したベーコン、チェダーチーズ、イタリアンパセリを散らし、こしょうを挽きかける。

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「料理の歳時記まとめ」はこちら

プロフィル
長尾智子(ながお・ともこ)
フードコーディネーター。レシピのみならず、調理道具、器、食文化全体を大きくとらえた独自の世界観が、性別を問わず支持を集める。「食べ方帖」(文化出版局)など著書多数。新刊は、お茶とお菓子、お酒と肴(さかな)を一冊にまとめた「ティーとアペロ」(柴田書店)。
vegemania.com

Photograph : Masanori Akao
Food Coorditate : Tomoko Nagao
Edit : Mika Kitamura

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