旬のおすすめ
個性的な品揃えの元気な古着店を紹介
古着はいまも面白い
第3回/BerBerJin
2019.02.28
原宿とんちゃん通りに店を構えて20年以上、日本を代表する古着店として君臨するベルベルジン。「ビンテージを含めたアメリカ古着をメインに取り扱っています。1990年代のビンテージブームを体験した方を中心に、若い世代も含め最近また再ブームが起こっていて、さらにアジア各国でもビンテージデニムに注目が集まっています。うちならではの特徴としては、色の濃いデニムを自分ならではの色落ちを楽しむため、糊付けサービス(3800円)も行っています。これからも、とんちゃん通りから古着の魅力を発信していきます」と話すデニム愛あふれる藤原さん。今回は『リーバイス』に絞り、オススメの3アイテムを紹介してもらった。
<LEVI’S 501XX>
やはりリーバイスといえば501。「501XXの1947年モデルです。ジーンズの基本的なディテールが完成したと言われている年のもの。ビンテージ好きとしては、基本であり究極の一本といえるでしょう」49万8000円
<LEVI’S 558XX>
Gジャンもここ数年人気が高いという藤原さん。「いわゆるサードモデルなんですが、通常モデルは557、ブランケット付きが559となります。そしてこの558は袖丈や着丈が長いロングモデル。それだけに数が少なく、市場でも50着に1着ぐらいしか出てこないので貴重で、価格も高めです」5万9800円
<LEVI’S S501XX>
こちらはいわゆる大戦モデルといわれるマニア垂涎の501。「1942年から46年までのもので、コインポケットにリベットが打っていなかったり、後ろポケットのアーキュエイトが入っていなく、うっすらペンキが見えるというのが特徴です。またこの年代は生地が特徴的で、オンスが上がっているため、色が濃く入っています。ここ1~2年で人気がさらに上がってます」100万円
BerBerJin
住所/東京都渋谷区神宮前3-26-11 原宿SHビル 地下1階&1階
問/03-3401-4666
営業時間/11時〜20時(土・日・祝11時〜)
不定休
Photograph:Yusuke Uchida(MAETTICO)
Text:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)