接待と手土産

すべて実食! 自慢の手土産。#33
「銀座に志かわ」の食パン

2019.08.26

すべて実食! 自慢の手土産。#33<br>「銀座に志かわ」の食パン

ふわふわ、しっとりで話題の高級食パンを手土産に

進化するフードギフトの世界において、新ジャンルとして確立しつつあるのが「高級食パン」だ。 4、5年前から専門店が徐々に増えて 、高級食パンという言葉もすっかり定着した 。そんな旬の物を手土産にするのも、贈り物上級者ならではだ。

「銀座に志かわ」は、その中でも 一 、二を争う人気の食パン専門店。絹のようなしっとり感とふんわりとした食感に加え、ほんのりと優しい甘さが何ともいえない食パンだ 。店先で整理券を配布するほどの人気だが、回転も良く、さほどストレスなく購入できる。

銀座に志かわのこだわりは、水。素材のうまみを引き出すといわれるアルカリイオン水を仕込み水に使うことで、豊かな風味と味わい、独特のふわふわ感が生まれるのだそうだ。他にもカナダの最高級品の小麦粉、厳選した生クリームとバターを使い、ハチミツを隠し味に加えるなど、原料にも 相当なこだわりを持つ。食パン2 斤は、持ってみると想像を超える柔らかさで、ずしりと重い。手土産に食パン?という人もいると思うが、まさに“高級”という言葉がぴったりとする風格がある。

焼きたてはとにかく柔らかく、そして独特の香ばしい香りが何とも言えない幸せな気持ちにさせてくれる。まずはトーストしないで生のまま食べるのが鉄則。厚手に切って手でちぎると、生地のもちもち感としっとり感が伝わってくる。そのまま口に含むとほんのりとした甘さが口いっぱいに広がり、すぐに溶けてなくなる。驚くほど口どけがいいのだ。

2日目になるとさらにしっとりして、甘さが増す。それを好みの厚さにカットして、こんがりと焼く。表面のサクサク感と中身のもっちり感が何とも言えず、生とは違うおいしさがある。バターやマーマレードなど何を付けてもおいしいが、何も付けなくてもいいというスゴい食パンなのだ。

持ち帰り用の紙袋も品がよくて、高級感抜群。これだけTVや雑誌でも話題の食パンなので、どんな味だろうと気になっている人も多いはず。今まさに旬の高級食パンを手土産に贈ってみてはいかがだろう。

1050_ITL-1DX0606.jpg

銀座に志かわ 銀座本店
東京都中央区銀座1-27-12 キャビネットビル1階
営業時間/10:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日/不定休
価格/1本(2斤)864円 ※価格は税込み
問/03-6263-2400
https://www.ginza-nishikawa.co.jp
※都内は、他に池袋西口店、国立店、新宿西口店(8月29日オープン)、三軒茶屋店(9月2日オープン)

◎おすすめの手土産を探しているなら……

Photograph:Hiroyuki Matsuzaki(INTO THE LIGHT)
Styling:Keiko Katanozaka
Edit & Text:Mayo Morino

買えるアエラスタイルマガジン
AERA STYLE MARKET

装いアイテム

おすすめアイテム

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 半蔵門『三貴苑』で“麺喰い”マッチも驚く<br>絶品つけめんに舌つづみ!<br>マッチと町中華。【第12回】

    半蔵門『三貴苑』で“麺喰い”マッチも驚く
    絶品つけめんに舌つづみ!
    マッチと町中華。【第12回】

    週末の過ごし方

    2024.04.12

  2. レザー製という意外性も新鮮<br>TUMI(トゥミ)<br>【勝負の鞄と靴。】

    レザー製という意外性も新鮮
    TUMI(トゥミ)
    【勝負の鞄と靴。】

    バッグ

    2024.04.10

  3. よりカジュアルに楽しめる!<br>本場イタリアを思わせる陽気なトラットリアとして、<br>青山グランドホテル20階に“大人の食堂”が誕生。

    よりカジュアルに楽しめる!
    本場イタリアを思わせる陽気なトラットリアとして、
    青山グランドホテル20階に“大人の食堂”が誕生。

    週末の過ごし方

    2024.04.10

  4. 発売を記念したポップアップストアも登場!<br>「ボス」のブランドアンバサダー・大谷翔平選手との<br>新作カプセルコレクションを発表。

    発売を記念したポップアップストアも登場!
    「ボス」のブランドアンバサダー・大谷翔平選手との
    新作カプセルコレクションを発表。

    カジュアルウェア

    2024.04.11

  5. ホテルインディゴ軽井沢で、<br>憧れの“別荘時間”を楽しむ。

    ホテルインディゴ軽井沢で、
    憧れの“別荘時間”を楽しむ。

    週末の過ごし方

    2024.04.15

紳士の雑学