紳士の雑学

ワイドピッチのストライプタイ
[Vゾーンラボラトリー]

2019.10.15

写真・図版
タイ¥15,000/ジエレ、スーツ¥100,000/ビームスF(ともにビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、シャツ¥36,000/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、チーフ¥7,000/シモノゴダール(ザ ソブリンハウス 03-6212-2150

ネクタイの達人、アイネックスの並木孝之氏に教わるVゾーンテクニック。今シーズン注目すべき5つのキーワードとおすすめのネクタイをご提示いただき、それぞれのコーディネート術をご伝授願う。今回は、オーソドックスなストライプが新鮮によみがえるワイドピッチのストライプタイにフォーカスする。

「いつものストライプのネクタイをワイドピッチのストライプタイに替えてみてください。Vゾーンのめりはりが強まり、印象をより引き立てることができるはずです」と説く並木氏。たとえばこちらのワイドピッチタイでは、ネイビーベースを幅広に取ることで、ストライプの配色が強調され目を引く効果が高まる。やや派手に感じられる点を緩和させるため、シャツにはサックス、スーツにネイビーを合わせて、ブルー基調の清楚なスタイリングで調えたい。

写真・図版
タイ¥16,000/フランコ バッシ、スーツ¥135,000/ビームスF(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、シャツ¥36,000/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、チーフ¥7,000/シモノゴダール(ザ ソブリンハウス 03-6212-2150

「ワイドピッチのストライプタイは、あくまでもベーシックな配色をアレンジしたものですから、印象を崩したりすることはなく、オンビジネスでも問題はありません」(並木氏)。ブルーとボルドーを幅広に組むことでベージュのストライプが際立つこちらのネクタイでも、その配色はスタンダードなもの。サックスのシャツに橋渡しをさせた、ストライプオンストライプでのスーツとの組み合わせも嫌味なくモノにすることができる。

写真・図版
タイ¥15,000/ジエレ、スーツ¥115,000/ビームスF(ともにビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)、シャツ¥36,000/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、チーフ¥7,000/シモノゴダール(ザ ソブリンハウス 03-6212-2150

「ベースになる色の面積やストライプの見える位置に気を配れば、トレンド感の強いものでも、上品な着こなしに見せることは可能です」と取り出したのがこちらの一本。結んで見れば、ストライプは剣先側に配されていて、スーツのボタンを閉めれば、柄が見えるのはノットの部分だけとなる。利かせ色の白をひろったホワイトシャツとネイビーのスーツで調えれば一見ミニマムな組み合わせになる。しかしボタンをはずせば一気に華やいだムードを醸すことができる。

写真・図版
タイ¥14,000/ニッキー、スーツ¥82,000/ユナイテッドアローズ、シャツ¥36,000/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、チーフ¥7,000/シモノゴダール(ザ ソブリンハウス 03-6212-2150

「注目色の黒ベースのネクタイは、オーソドックスな配色のワイドピッチのストライプタイを選べば、違和感なく採り入れやすいはずです」(並木氏)。ブラウンとベージュが際立つこちらの黒ベースのタイには、好相性のグレーのスーツを選択。白っぽいベージュのストライプをひろい白のシャツを合わせることでコントラストを引き立たせながら、上品なトーンのグレーのスーツで、穏やかな表情へとなじませ調和させている。

写真・図版
タイ¥14,000/ニッキー、シャツ¥36,000/アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ(ともにユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、スーツ¥130,000/ソブリン、(ともにザ ソブリンハウス 03-6212-2150

「ネクタイだけに注目するとインパクトのある幅の広さに尻込みをしてしまうかもしれませんが、配色はごく基本的なものなので、シャツ、スーツとのトータルなスタイルを意識することが大切です」(並木氏)。ネイビーベースにサックスを効かせたオーセンティックな配色のタイは、ブルーの同系色で爽やかさを意識した組み合わせにすると採り入れやすい。そこでシャツはサックスをひろったストライプを、スーツはネイビーを選択してブルートーンで形成させる。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

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Photograph:Ryohei Oizumi(2S studio)
Styling:Takayuki Namiki, Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Koki Nakasu

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