スーツ
新しい仕事着、指名買いリスト。
Q9 スーツの印象で時計を使い分けますか?
2019.10.28
仕事着の中心はスーツだ。多様化の時代でも、それは変わらない。しかし、スーツは変わる。クールビズ期間が終わり、再びタイを結ぶ季節。指名買いリストからの選択で、ビジネスワードローブの更新を始めよう。
時計の存在感がスーツの魅力を引き上げる。
着こなしの要諦とはつまるところ、ハーモニーである。なにかが悪目立ちすることなく、お互いが高め合う。そんな相乗効果を図りたい。特に見極めるべきポイントは、スーツスタイルと時計のテイストが合っているかどうか。テイストによって時計を使い分けることができれば、よりよい。逆説的には、時計の存在感によってスーツスタイルのテイストが決定されるともいえる。スーツを指名買いするならば、時計もしかりだ。
CHOICE: 019 MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)
上質なブラウン無地の生地を用いたスーツのオーセンティックなスタイルにマッチするのは、ティソの代表作「ヘリテージ ポルト」の誕生100周年を記念して復刻したモデル。トノー型がノスタルジックで、際立つ存在感がスーツスタイルの格を高めてくれる。
CHOICE: 020 LARDINI(ラルディーニ)
ジャージー生地を用いたパッカブル仕様のスーツ。そんな一着にはティソのスポーティーな「シースター 1000 オートマティック」が似合う。
「アエラスタイルマガジンVOL.44 AUTUMN 2019」より転載
Photograph: Osami Watanabe
Styling: Masayuki Sakurai, Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio