接待と手土産
毎朝さばく新鮮な伊達鶏を
余すところなく楽しめる名店[部長の名店]
鳥焼 笹や
2020.01.22
部長が「プライベートで伺うこともある」と言う焼き鳥の名店。
味わいのバランスがいい伊達鶏を毎朝2~3羽丸ごとさばく焼き鳥は、備長炭で香ばしく焼き上げる。定番部位はもちろん、「腰皮」「背肝」「鎖骨肉」「胃袋」(各330円)など珍しい焼き鳥や「食道焼き」(650円)を食べられるのも一羽丸ごとさばいているゆえ。
5名以上の場合は、自動的に「おまかせ」に。接待なら5名に満たなくても「おまかせ」がおすすめ。通常「つくね」「砂肝」「ねぎま」(各230円)から始まり、焼き鳥に野菜焼きなどがバランスよく加わる「おまかせ」はおなかがいっぱいになったところでストップできる。平均で10本強で満足するらしい。
ビール、日本酒、焼酎はもちろん、シャンパンを含めたワインなど酒は種類が豊富。酒好きの客を接待しても満足度が高い。
焼き鳥を焼くライブ感を味わいたいならカウンターを、少人数ならテーブル席を、プライベート感を守りたいなら個室を、バラエティー豊かにシーンを演出できる。
活気あふれる店内は全30席。焼き鳥を焼く香りと煙と威勢のいい「いらっしゃいませ!」の声にリラックスした接待の予感を得る。
Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno