週末の過ごし方
41年の歴史に幕を下ろす!
ブルックス ブラザーズ青山店が一時閉店し、
新店舗の表参道店をオープン。
2020.08.21
1979(昭和54)年8月のオープン以来、青山エリアのランドマークとして40年以上にわたって営業してきた「ブルックス ブラザーズ青山店」が、2020年8月30日(日)にクローズする。
「ブルックスブラザーズ青山店」は、クラシックな石造りの門構えと青山通りにはためく日本とアメリカの国旗、重厚感のある木目調の店内が特徴となっており、アイビーブームの時代を経て多くの顧客に長年愛されつづけたショップ。
ガラスケースに商品を展示する欧米方式の対面販売は、当時画期的で珍しく、オープン40周年を迎えた昨年、当時を彷彿とさせる対面販売ができるカウンターを復活させた。
今回の閉店は、同店の入る青朋ビルを含む青山エリアの再開発に伴うもので、ビルリニューアル後には同エリアに再出店することも検討中。これに連動して9月4日には、3層構造の新店舗「ブルックス ブラザーズ 表参道」がオープンする予定。
同社の小布施森一社長は、「ブルックスブラザーズ青山店は、時代に合わせて日本の中で成長を続けてきたアメトラ文化の象徴のような場所。歴史があるだけでなく、新しいものも発信することのできる場所で、昨年行った日本上陸40周年を記念したランウェイショー以降は、若いお客さまの来店も随分と増えた。」とコメント。
「守りに入っているだけではブランドは進化しない。失敗を恐れず冒険をすること、そこから得るものは大きい。今の顧客さま、新しいお客さまに寄り添いながら、何か新しい幸せ感を提供できるような店づくりを目指し、そういうブランドでありたい」と述べた。
クローズまでの期間、ブランドや同店の思い出やメッセージを書けるメモリアルブックを設置。来店のうえメッセージを書いた人には、先着で記念のギフトをプレゼント予定となっている。
問/ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818
Text:AERA STYLE MAGAZINE