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腕時計
【ニッポンにはグランドセイコーがある。】
第4回
精度を超える精度を持つ機械式腕時計。
真摯(しんし)なモノづくりと革新性は、さらに先へ
2020.10.09
精度とは時をつかさどる時計に課せられた永遠のテーマだろう。特に機械式時計は、伝統に裏付けられた精緻(せいち)な機械工学の集積に、熟練の技術が加わることで生まれる、英知の結晶であり、精度こそその進化の証しである。
グランドセイコーはいまから60年前、〝世界最高峰の腕時計をつくる〟という強い意志の下、誕生した。その後、1966年には更なる高精度と実用性を追求し、スイスのクロノメーターを超えた独自の精度規格「グランドセイコー規格」を定めた。
その真価が改めて問われたのは90年代半ばだ。東西ドイツの統一から時代は大きく動きだし、さらに本格的なデジタル社会も始まりつつあった。人々のライフスタイルや価値観が揺れ動くなか、新たな機械式時計を求める気運が高まっていたのである。
グランドセイコーの機械式はどうあるべきか。
それは既存の技術改良ではなく、まったく新しい設計からのスタートを意味していた。その原点として制定したのが、それまでのグランドセイコー規格をはるかに超える精度を目指した新グランドセイコー規格であり、かつての「世界に通用する安定した精度で、止まらず見やすいこと」から「国際基準を凌(しの)ぐ精度と実用性を最新技術で復活させること」へと照準は定められたのだ。
こうして1998年、新開発のムーブメントを搭載した機械式グランドセイコーが二十余年ぶりに復活したのである。
腕時計づくりへの情熱はいまも変わることなく受け継がれ、本モデルはグランドセイコーを象徴するブルーの文字盤と、秒針の先端の赤にその思いを込める。そして力強く時を刻む運針は、確かな精度を予感させるだろう。
歩んできた60年は自らを超え続けた軌跡である。それがグランドセイコーなのだ。
【ニッポンにはグランドセイコーがある。】
第1回 2020年、GSの新しい幕開けの記事はこちら
問/セイコーウオッチ株式会社 0120-302-617(9:30〜21:00、土日祝日は17:30まで)
「グランドセイコーブランドストーリー特設サイトはこちら」
Text:Mitsuru Shibata
Photograph:Tetsuya Niikura(SIGNO)
Edit:Ai Yoshida
Direction:Teruhiro Yamamoto(YAMAMOTO COMPANY)