スーツ
休日のスーツはグレーフランネル。
新しい時代に欲しいもの。01
2020.11.09
先行きが不透明なこれからの時代に、手に入れたくなるものとはなんだろう。それはきっと、体だけではなく、心にもフィットするもの。晴れやかな気分になる、自信がわいてくる、足取りが軽くなる……。新しいエッセンシャルなアイテムが、前向きな自分像をつくり上げる。
休日にスーツを着こなす男は格好いい。ビジネススタイルがカジュアル化する昨今、なおのこと休日にスーツを着ることの価値が増す。この冬、選ぶべきはグレーフランネル。知性的かつ優雅で、成熟した大人の雰囲気をもたらす。着こなしはタイドアップを基本としつつ、ニットを活用するとリラックス感を上手に演出できる。逆説的に、ニットを合わせやすいことがグレーフランネルの魅力でもある。
STILE LATINO(スティレ ラティーノ)
グレンチェック柄がクラシックなムードを漂わせながらも、ナポリ流のテーラリングにより、軽快でやわらかに仕立てられたグレーフランネルのスーツ。タートルネックのニットを合わせて、休日にふさわしいリラックス感あふれた着こなしに。ニットのカラーは、スーツのペーンとリンクするパープルを選んで。どことなく、大人の男の色気が漂ってくる。
PAUL STUART(ポール・スチュアート)
機能的な「スチュアーツ トラベラー」シリーズのセットアップは伸縮性に優れたウールのジャージーを用いて、コンフォータブル感を発揮。千鳥格子柄が洒脱。
BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)
バーニーズ ニューヨークのディレクションにより、日本のファクトリーで仕立てた「マディソンライン」のスーツ。フランネルの代名詞であるフォックス ブラザーズのファブリックを採 用し、英国の伝統的なテイストを採り入れつつも、肩ひじ張らない着心地。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai , Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio