コート

メゾンブランドのクラシックなコート。
新しい時代に欲しいもの。02

2020.11.11

先行きが不透明なこれからの時代に、手に入れたくなるものとはなんだろう。それはきっと、体だけではなく、心にもフィットするもの。晴れやかな気分になる、自信がわいてくる、足取りが軽くなる……。新しいエッセンシャルなアイテムが、前向きな自分像をつくり上げる。

不確実性の時代に手にしたいのは、確かな価値を有する一着。だからこそ、クオリティーに信頼を置けるメゾンブランドをのぞいてみたくなる。そうすれば、見つかる。直感的に着たくなる、オーラをまとったコートが。どれもクラシックが根底に根付いているから、着こなしに難しさはない。そのうえで、モードなアレンジにより、 ほかにはない個性を発揮。もう買い物を控えてはいられない。

PRADA(プラダ)

500×750_1
¥805,000 (予定価格)/プラダ(プラダ クライアントサービス 0120-45-1913

プラダらしい無駄のないミニマルなデザイン。それにより、カシミヤメルトン素材の上質さや流麗なAラインシルエットが際立つ。どんなふうに着こなそうか、想像は無限大に広がる。ダブルブレストのボタン位置の設定が高いため、視覚的にスタイルアップの効果も期待できそう。

DIOR(ディオール)

500×750_2
¥440,000(参考価格)/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947

男らしいトレンチコートにアレンジを加えて、モードの感性を表現。特徴的なのはレザーをあしらったダブルカラー。馬鞍(うまくら)から着想を得た、サドルをモチーフとしたフラップも襟と同じレザーで目を引く。長く愛用して、くたくたになった姿も格好いいに違いない。

DUNHILL(ダンヒル)

500×750_3
¥600,000/ダンヒル(ダンヒル 0120-914-675

その名も“キモノコート”。日本の着物からインスピレーションを受けたデザイン。ウエストのベルトを巻くと、ドレープの美しいシルエットが浮かび上がる。サイドの深いスリットにもオリジナリティーが。素材はやわらかなカシミヤで、体をふんわりと包み込む。英国ブランドの意欲的な作である。

JIL SANDER +(ジル サンダー+)

500×750_4
¥275,000/ジル サンダー+ バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー(ジルサンダージャパン 0120-919-256

ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻がクリエイティブディレクターを務め、メインコレクションを補うラインとしてスタートしたジル サンダー+のダッフルコート。素材はメルトンで、トグルには水牛の角を使用。クラシックを極めた一着。

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掲載した商品はすべて税抜き価格になります。

「アエラスタイルマガジンVOL.48 WINTER 2020」 より転載

Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai , Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio

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