週末の過ごし方
牡羊座“新世界”を生き抜くには?
財力開運アカデミー2021<上半期>
2020.12.28
保守的だった厳格な王を、天才肌の若き王子が倒し、世代交代する。それが2021年上半期の世界のイメージ。そのストーリーは、2020年12月22日にすでにスタートしている。古い因習が壊され、新常識が生まれているいま、始まったばかりの“新世界”をどう生き抜くべきか。タロット&西洋占星術研究家のHolyが、人類未開の地の歩き方を、不安への処方箋とともに送り届ける。
牡羊座
3月21日~4月19日
【2021年上半期の運勢】
霧が晴れ、時代のトップに君臨
過去3年間、ずっと戦いつづけてきたのが牡羊座。2021年の上半期は、ようやくその鎧(よろい)を脱ぎ捨てることに。2020年の年末から少しずつ霧が晴れる感覚があり、1月が終わるころには、勝ち組として“時代のトップ”に立つことを実感できるようになるはず。まずは自分に「お疲れさま」と声をかけ、存分にトリートメントしてあげること。
さて、“時代のトップ”というのは、「頂点」ではなく「先端」という意味。4月生まれとして、切り込み隊長の宿命を背負い、この世に生を受けているのが牡羊座。個人利益を追い求める旧体制を壊し、社会平和をユーモアたっぷりに目指す。そんな新時代の在り方を世の中に示す役割を背負うことになる。
その新たなる使命に「またも戦うのか」とため息をつく必要はなし。これからは「一緒にいて楽しい人、ラクな人」とだけチームを組むのでOK。それは仲良し友達とは違う、「信頼できる」「任せられる」という感覚。2月はその“新しいファン”が牡羊座に集結しはじめ、3月以降、彼ら彼女らと熱いハグをしながら、未来に向かうことになる。
【不安を溶かすエナジーワーク】
「他者に勝ちたい」か「自分に負けたくない」か、方向性の違いはあれど、闘争心を内に秘めているのが牡羊座。特にこの3年間は厳しい運気で、その“闘いグセ”が抜けていないところも。そこで心がけたいのが「許す」作業。他人の失敗も自分の怠け癖も、すべて「許す」。すると目の前の不安が解けだしていく。このワークをルーティンにすること。
【上半期の流れ】
1月:霧がぐんぐんと晴れる
2月:人の痛みがわかる
3月:新しい仲間と出会う
4月:楽しい感覚を共有する
5月:人を褒めると吉
6月:自分を癒やす旅に出る
プロフィル
Holy/タロット&西洋占星術研究家
幼少から天体物理学、量子力学、ギリシャ神話、西洋占星術、タロットリーディングに興味を持ち、独自の研究を重ねる。アイルランド本校の魔女学校にてその才能を爆発的に開花。趣味は人の話を聞くこと。
Illustration:Kenji Asazuma
Edit:Tomoko Komiyama