腕時計

ジャガー・ルクルト
優雅であれ/カテゴリー02
【男たちよ、時計を愛せ。】

2021.12.16

腕時計の前身は懐中時計だった。腕に着けられるようにサイズが小さくなり、バンドが装着された。ポケットの中から手首への移行に伴い、確実に縮小されたのが装飾性。かつて懐中時計のフタや背面、文字盤に施されていた彫りや金銀の意匠を、大人の男性が持つモデルに見いだすことはなかなか難しい。

数少ない例外がカラーダイヤルだろう。ベゼル、バンド、尾錠まで考え抜かれた色のコーディネートは、機能アイテムとしての時計につやをひとはけ加え、アクセサリーとしての存在感を再認識させてくれる。

特に最近では、多くのブランドからさまざまなカラーリングのモデルがリリース。従来多かったブルーだけでなく、グリーンやブラウン、ローズピンク、トープなどの個性派にも注目したい。色で遊ぶ余裕も時計ならではの楽しみだ。

400_TRIBUTE_SMALL_SECONDS_GREEN_FRONT
ステンレススチール、手巻き、ケースサイズ45.6╳27.4㎜、¥1,020,800(ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

ジャガー・ルクルト「 レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」 トレンドカラーのグリーンをダイヤルとカーフストラップにアレンジ。優しい雰囲気が魅力。ダイヤルはラッカー仕上げ。腕に着けたままでケースを反転できる。裏面はパーソナライズが可能。

掲載した商品は税込み価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.51 AUTUMN / WINTER 2021」より転載

<<【男たちよ、時計を愛せ。】まとめ

Photograph:Masanori Akao
Styling:Eiji Ishikawa(TABLE ROCK. STUDIO)
Text:Keiji Kasaki(TEAM SPIRAL)
Edit&Text:Mitsuhide Sako

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