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ファッショントレンドスナップ139
アメカジのカリスマが推す激レアなペインターパンツ。
メイド・イン・USAでまさかの低価格!

2022.04.08

ファッショントレンドスナップ139<br>アメカジのカリスマが推す激レアなペインターパンツ。<br>メイド・イン・USAでまさかの低価格!

34年前、人通りもまばらな原宿の裏通りに1軒のショップがオープンしました。日本のアメカジの話をすると必ず出てくる伝説の名店「プロペラ」です。店内はアメリカの田舎でよく見かける木造のバーン(納屋)をイメージしていて、ビンテージの棚やテーブルにメイド・イン・USAのウエアやブーツ、ネイティブアメリカンのジュエリーが並んでいました。店内に入ると古材(枕木)に染み込んだオイルの匂いとレザーの匂いなどが混ざり合い、それまでの渋谷系きれいめのアメカジショップにはない独特のアメリカ臭が漂っていました。

プロペラの商品は、当時の流行の発信源だった「POPEYE(ポパイ)」や「Hot-Dog PRESS(ホットドッグ・プレス)」「Boon(ブーン)」といった雑誌に頻繁に取り上げられ、原宿に新しいカルチャーを生み出すまでになり、「プロペラ」のショップスタッフは、いまで言うインフルエンサー、当時はカリスマバイヤーと呼ばれていました。

(注)当時の詳しいことはアエラスタイルマガジンWEBでライターのいであつしさんがコラムで書いているのでそちらを参考に。

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「プロペラ」は2003年に閉店しましたが、当時のスタッフの方々のなかには、いまでもメイド・イン・USAの商品を探し回り輸入している人がいらっしゃいます。

今回ご登場いただいたのはそんなトレジャーハンター、元カリスマバイヤーで、私が勝手に「プロペラ派アメカジ伝道師」と呼んでいる塚田 肇さん(@barleyharvestseason)。

見てのとおりキャップにGジャン、足元はスニーカーという王道のアメカジスタイルですが、今回塚田さんがスタイリングのポイントにしたのがこのパンツだとか。一見普通の白のコットンパンツに見えますが……。

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