接待と手土産
「(NO) RAISIN SANDWICH」のレーズンサンド&ノーレーズンサンド
すべて実食! 自慢の手土産 #106
2023.02.17
小さな箱にプロのセンスとこだわりが詰まった贈り物
小さな手土産は、仰々しくなくて、特にちょっとしたお礼やお返しに重宝する。「ノーレーズンサンド」は、手のひらサイズの小さな箱に入った、レーズンサンドと季節ごとにレシピが替わるレーズンなしのサンドの詰め合わせ。“ノー・レーズン・サンドイッチ”というユニークなネーミングは、このレーズンなしのサンドから来ている。実はこの商品を企画したフードエッセイストの平野紗季子さんの唯一苦手な食べ物がレーズン。もしレーズンなしのサンドがあったら、という発想から、代々木「PATH」の共同オーナーでパティシエの後藤裕一さん、パッケージデザインを担当したアートディレクターの田部井美奈さんと豪華な顔ぶれのタッグを組んで作り上げた。
基本的には店舗での販売はなく、通販のみ。いつも発売後すぐに完売になるが、日曜日と火曜日に定期的に発売されるから、少し余裕を持てば手に入れることができる。昨年、都内の百貨店でポップアップがあると聞いて出かけてみたが、既に完売。そこに、新作発売といううれしいニュースが飛び込んできた。
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