小物
毎日着けるジュエリーこそ長く大切に使いたい。
[YUとダイヤモンド。]
2023.04.25
透き通るような白い肌、強く優しいまなざし、そしてシャッターを切るたびに目まぐるしく変わる表情。台湾から日本に帰国した直後でもYUさんは一切の疲れを見せず、逆に美しきジュエリーたちとの共演を楽しんでいるようだった。
大学進学を機に移住した台湾で俳優&ミュージシャンとしてデビューし、2021年夏からは日本での活動もスタート。台湾や日本はもちろん、韓国や香港などのアジアからも熱い視線を集めている。そんなYUさんに撮影の感想を聞いてみると、「普段と違うファッションを楽しめて新鮮でした」と答えた。どうやら普段はオールブラックの着こなしが多く、白シャツを着たのは久しぶりだったという。
「実は大学2年生から黒しか着ていないんです。撮影でほかの色を着るとアリだなと思いますが、結局は黒に戻ってしまいます。ちなみに台湾は、日本に比べると黒しか着ない人が多いんです。世界的に有名な服飾学校があるのでファッション感度も意外と高く、素材やシルエットにこだわって黒コーデを楽しんでいる人をよく見かけますよ」
撮影当日の私服もオールブラックだったが、シルバーのピアスをポイントとして効かせているのが印象的だった。
「リングやネックレスも好きですが、気づいたらなくなっていることが多くて(笑)。でもなくしたことがないピアスは、身体の一部かのように常に着けています。就寝時も外さないほど、着けていないと落ち着かないんですよね。気に入ったものは長く大切に使いたいので、ピアスは着け心地がよく、スタイリングを邪魔しないシンプルなデザインを選ぶようにしています」
ダイヤモンドのジュエリーを着けるのは初めてだったというYUさん。落ち着いて撮影に臨んでいるように見えたが、実は唯一無二のきらめきにテンションが上がっていたそう。
「改めてダイヤモンドの美しさにほれぼれしました。ダイヤモンドのジュエリーをポイントとして効かせると、シンプルな着こなしでもすごく印象に残りますよね。そもそもジュエリーには、着けているパーツに目を向ける効果もあると思っていて。ブレスレットだったら手、ピアスだったら耳というように、普段は目に留めないパーツの美しさにも気づかせてくれます。それがダイヤモンドのジュエリーだったら、パーツをより美しく見せてくれる。ダイヤモンドをまとうにはまだ早いと思うので、見合う大人になったら一生モノとして手に入れたいですね」
YU(ユー)
愛知県出身。大学進学を機に、台湾へ移住し、2018年に台湾の芸能事務所の研修生となり、語学・芝居・音楽を学び、2021年放送の『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』にて、ジョウ・シューイー(周書逸)役を務め、初主演でドラマデビュー。同作の挿入歌も担当し、ミュージシャンとしても活動している。2021年8月から日本での活動も開始し、2022年10月には日本テレビ系 土曜ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』にて日本ドラマ初出演を果たす。日本オリジナル楽曲『心鏡』『アシアト』が好評配信中。
※価格は時価相場によって変動の可能性あり。
※掲載した商品はすべて税込み価格です。
【YUさんが身に着けた各商品の記事はこちら】
カルティエ 相反するものが生む際立つ個性と美しさ。
ティファニー 普遍と革新が同居するニュースタンダード。
ブシュロン 4つのコードが織りなす洗練された軽やかさ。
Photograph:Fumito Shibasaki(DONNA)
Styling:Kohei Kubo(QUILT)
Hair & Make-up:Mizuho(Vitamins)
Text:Kyoko Chikama