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エル・エル・ビーンの“親子コーデ”で楽しむ、
この夏のアウトドア・アクティビティ

2023.07.20

エル・エル・ビーンの“親子コーデ”で楽しむ、<br>この夏のアウトドア・アクティビティ

長く憂鬱(ゆううつ)だった梅雨もようやく終わりが見え、いよいよ本格的なサマーシーズンが到来。ここ数年のキャンプブームも手伝って、夏フェスや釣りといったアウトドア・アクティビティをファミリーで楽しむ人も多いはず。せっかく家族そろってのお出かけなら、着用アイテムやカラーなどをリンクさせた“親子コーデ”にチャレンジしてみてはいかがだろうか。選ぶべきは、野外でのさまざまなシチュエーションに対応する機能性とファッション性を兼備するアウトドアブランド一択。親子コーデで思いっきり遊んだこの夏の記憶は、家族にとって大切な思い出の1ページとなるに違いない。

アウトドアフィールドに似合う、
ヘビーデューティな“親子コーデ”。

今回紹介するのは、創業110年余を誇るアメリカはメイン州発のアウトドアブランド、エル・エル・ビーンをメインとしたコーディネート。マルチカラーのアノラックジャケットと名作のビーン・ブーツをリンクさせたスタイルは、ヘビーデューティなたたずまいが、かえって新鮮に映る。アイテム自体は同じでもカラーを変えるだけで、これ見よがしではないナチュラルな “親子コーデ”が完成。細部に目をやると、両親のジャケットや子ども用のサコッシュに使われたチロリアンテープもリンクしており、こういったさりげないテクニックが洒脱なこなれ感を生み出す。

【For Father】

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アウター¥10,890、Tシャツ¥4,840、パンツ¥12,100、ブーツ¥26,400、キャップ¥4,290/すべてエル・エル・ビーン〈L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131

プルオーバータイプのアノラックは、耐風性と耐水性を備えたサプレックス・ナイロンを採用。ブランドのアーカイブから復刻したデザインとあって、ソリッドなテックウエアとは異なる趣深さが、親子コーデの自由度を広げてくれる。一見シンプルなチノパンも再生ポリステルとポリエステル製ソロナ®︎50%の混紡生地なので、アウトドアフィールドで活躍する高い伸縮性と速乾性を実現。雨や雪にも強いビーン・ブーツは、トウ部分に鮮やかなグリーンを、ソールにオレンジを配したコンテンポラリーなデザイン。アノラックのポケットとTシャツ、さらにパンツの色をリンクさせることで、落ち着きのある大人の装いが完成した。

【For Kids】

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アウター¥8,690、Tシャツ¥4,290、パンツ¥8,690、ブーツ¥22,000、バッグ¥3,190/すべてエル・エル・ビーン〈L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131

お子さん用のアノラックは、カラフルなカラーパネルで切り替えたデザイン。耐久撥水加工はもちろん、縫い目から雨の侵入を防ぐテープ処理や反射素材を使った背面のパッチなど、子どもの安心・安全を守るディテールが満載。ネイビーのナイロンパンツは、膝上のジップを使えばショーツにも変わる2WAY仕様。1本あれば、気温やシチュエーションの変化に応じてはき分けられるのがポイント。ビーン・ブーツはキッズサイズでも機能は大人用とまったく遜色なし。防水性ばかりに目を奪われがちだが、オリジナルのチェーンパターンの溝入りアウトソールのおかげで悪路でも抜群の安定感とサポート力を発揮する。インナーのTシャツとジャケットの配色からもわかるように、さりげなく色を拾って統一感を出すのは、簡単ながら効果的なテクニックのひとつ。

【For Mother】

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アウター¥10,890、Tシャツ¥4,840、パンツ¥12,100、ブーツ¥26,400、バッグ¥13,200/すべてエル・エル・ビーン〈L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422-79-9131

お父さんが着用したのと同じアノラックだが、こちらはくすんだようなマルチカラーがよりクラシカルな雰囲気に。「ジャパン・フィット」と呼ばれるすっきりとしたフィッテイングが特徴で、細身のデニムと合わせれば洗練された印象に。透湿性に優れた機能素材のデニムは、優れた伸縮性に加えて、さらりとした肌触りをキープしてくれる優れもの。6インチのビーン・ブーツは、アッパーをネイビー、アウトソールをスカイブルーにチェンジ。機能性の高さはそのままにノーブルなたたずまいに変換させた。同じくブランドを代表するアイテムが「ボート・アンド・トート」。ミネラルレッドと呼ばれるフェード感のあるピンクがアウトドアスタイルにほどよい華やぎを添えてくれる。使い込むほどに味わいが増していくので、細かいことを気にせずラフに使えるのは、アウトドアフィールドにおいてなにより心強い。

掲載した商品は税込み価格です。

<<<パタゴニアの“親子コーデ” はこちら

Photograph: Koto Sato
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Tetsuya Sato

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