小物
カラーレンズの眼鏡
[俳優・板垣李光人、なりたい自分へと導く眼鏡。]
2024.05.28
眼鏡は視力補正のギアであると同時に、もう一人の自分を創るモノ。「強く見せたい」「優しくなりたい」「小粋を気取りたい」etc.。変幻自在の演技で話題をさらう板垣李光人。新作眼鏡を駆使して見せる4つの顔は、果してどれが本当の彼なのか……?
クールなカラーレンズで「気取る男」。
目元にアイシャドウのような艶(つや)っぽさを添えるカラーレンズの眼鏡。写真のフレームは、眉間に渡る二本のブリッジにより、気取った服装を引き立てるしゃれたデザイン。薄いカラーゆえに瞳はのぞけるものの、心の底まではナゼか見えてこない。クールな微笑を浮かべつつ紡ぐ滑らかなトークも相まって、どこまでも引き込まれていくばかり。この男、相当なテクニシャン。
おしゃれを気取りたいときに便利なカラーレンズの眼鏡。大人のファッションとして成立させるコツは、瞳が透けて見える淡いカラーを選ぶこと。寒色系はクールに、暖色系は情熱的な印象となる。
上/アヤメ
淡いブルーのレンズとシルバートーンの細メタルがクールな印象をもたらすコンビ型。ただしクリアベージュのブロウ(眉)により温かみも兼備。
中/オリバーピープルズ
太めのブラックセルは顔まわりをキリッと引き締める効果あり。オレンジのレンズが個性を主張。
下/アイヴァン
旬なしゃれ感をもたらすダブルブリッジのメタルフレーム。ピンクのレンズがほんのりと色気を漂わす。
板垣李光人(いたがき・りひと)
2002年生まれ。名前はドイツ語の光(リヒト)から。10歳で俳優デビュー。NHKの大河ドラマでは『どうする家康』など、これまで3作品に出演。今季のテレビドラマ『マルス-ゼロの革命』(テレビ朝日)では主役の相棒を好演。2024年4月に公開される映画『陰陽師0』、報道番組『news zero』(日本テレビ)に出演。俳優業のほかアートの分野など、多方面で活躍する新進俳優として、広く注目を集めている。
板垣李光人さんがVoicyに登場! 撮影の裏話やアレコレお聞きしました。上記リンクからお楽しみください!!
Photograph: Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling: Kohei Kubo(QUILT)
Hair&Make-up: Kato(TRON)
Text: Tsuyoshi Hasegawa(TRS)