小物
【D-VEC(ディーベック)の日傘】
来たるべき猛暑を乗り切る日焼け予防&“涼やか”アイテム
2024.07.02
気象庁の長期予報によると、今年の夏もどうやら災害級の暑さになるという。それは、東京で「猛暑日」(最高気温35℃以上の日)が、観測史上初めて22日を記録した昨年に匹敵するほどであり、文字どおり“命に関わる暑さ”が連日続くことも予想される。とはいえ、通勤や外回りなど、灼熱の太陽のもと大汗をかきながら活動しなければならないのが、ビジネスパーソンの悲しい性(さが)。自分の体は自分で守るべく、酷暑に負けない美容アイテムと“涼やか”グッズを全5回にわたって紹介する。
第1回にピックアップするのは、ディーベックの「オールウェザー シェーディング アンブレラ 60」。このところ、日傘姿の男性もちらほら目にするようになったが、紫外線ケア&暑さ対策において絶大な効果を享受できるのが日傘である。実際に、体感温度を3〜7℃下げると言われており、手軽な熱中症対策として、その効果が見込まれている。
2017年にスタートしたディーベックは、釣り愛好家なら誰もが知る「DAIWA」が手がけるファッションブランド。軽量性や防滑性など、ウエアやシューズ、アクセサリーに至るまで、長年フィッシングの世界で培った技術とアイデアがものづくりに生かされている。
今回紹介する「オールウェザー シェーディング アンブレラ 60」も、その優れたアイテムのひとつ。シャフトの素材には、しなやかな剛性と軽さを併せ持つカーボンを採用。伸縮構造において釣りの「延べ竿」の技術を応用することで、これまで実現できなかった軽量性と耐久性を両立させた。
カーボン製のシャフトに、帝人が開発した極細薄地のナイロン素材「帝人/フワクール®︎」の生地を組み合わせたこの傘は、重量わずか約164g。最新のiPhone15が171gであることを考えれば、その軽さは推して知るべしである。
遮光率(99.99%以上)とUVカット率(99.00%以上)も申し分なく、ビルやアスファルトの反射光から顔周りを守るため、内側はすべてブラックで統一。控えめにロゴを配しただけのソリッドなデザインは、スーツスタイルでも違和感なくすっとなじんでくれる。また、晴雨兼用タイプなので、ビジネスバッグに忍ばせておけば、突然の雨にも慌てることもない。常にバッグに入れっぱなしでも全くストレスを感じないという点で、冒頭に述べた圧倒的な軽量性が活きてくるのだ。
かつては、“日傘男子”なんて言葉でやゆされることもあったが、ここ数年の酷暑を考えれば、「夏でも男性は日傘もしないで我慢して歩いていた」というかつての当たり前が、古い時代を象徴する笑い話になる日も来るだろう。早速、ディーベックを手に入れて、記念すべき「日傘元年」を迎えたい。
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Text: Tetsuya Sato