週末の過ごし方

【うんしゅうみかんジュース】
自分へのご褒美や大切な人へのギフトにも。
日本橋千疋屋総本店で買うべきフルーツの銘品5選。

2024.08.30

いくら想像していたとはいえ、ここまで猛暑が続くと体力は低下し、食欲が湧かないなんて人も多いはず。そんなとき、文字どおり“食指”が動くのは新鮮な季節のフルーツ。ほんのひとくち口にすれば、身体中の隅々にまでみずみずしい甘みが行き渡り、不足しがちなビタミンを補給し、活力をチャージしてくれる。そこで、夏から初秋に向けておすすめのフルーツ&グロッサリーを1834年創業の老舗果物店、日本橋千疋屋総本店が厳選。今が食べどきの“最旬”が味わえる最高級品や銘品を推薦者のコメントと共に紹介しよう。

旅先でホテルや旅館に泊まった際、朝食ビュッフェに生搾りの果汁100%ジュースが並んでいると、ついテンションが上がってしまうことはないだろうか。かく言う自分もそのひとりだが、起き抜けに流し込むフルーツジュースの自然な甘みとすっきりとした飲み口は、張り付いていたまぶたを開かせ、今日一日のエネルギーがみなぎってくるような口福を享受できる。

今回紹介する果汁100%ジュースは、温州みかんの数ある品種のなかでもしっかりとした甘みと適度な酸味が特徴の「させぼ温州」を使用。「させぼ温州」とは、長崎県産「西海みかん」のなかでも最高品質とされるブランド品種「出島の華」と同じ品種であり、銘柄こそ異なるがその味はまったく遜色がない。日本橋千疋屋総本店では、「させぼ温州」のなかでもさらに園地を厳しく選定。有機質肥料の使用や、みかんの木が吸う水分量を制限し、糖度を上げるマルチ栽培など生育方法にもこだわった原料のみを使用している。

甘みと酸味のバランスが非常に良く、コクのある味わいは、それまで抱いていたみかんジュースのイメージを鮮やかに覆すほど衝撃的だ。普段飲むジュースと考えるとお値段もなかなかのものだが、ぜひ一度は味わってほしい“銘品”である。