週末の過ごし方
俳優・町田啓太、イタリアの空の下で。
─トッズのクリエイションを知る旅へ─
2024.11.13
2024年9月中旬の約1週間、俳優・町田啓太は3度目のイタリアにいた。
相変わらずの弾丸スケジュールながら、クリエイティブなインプットができたようだ。
11月9日に放送(予定)の『アナザースカイ』( 日本テレビ)で俳優・町田啓太は、思い入れのある訪問地としてイタリアを選んだ。最初に訪れたのは2023年6月、続いて2024年4月。そして去る9月に3度目の訪伊を果たす。いずれも、この数年間に蜜月であるトッズのクリエイションに触れることが主目的で、先の番組は9月に行われたトッズのショーや本社でのファクトリー見学の模様と、その前後の旅を楽しむ様子をパッケージしたものだった。
ミラノ
イタリアに向かった町田を、当編集部も追った。まずはミラノ。同地で行われた25年春夏コレクションの会場で、町田の姿をキャッチした。今回、町田はこのショーに対して相当の期待をもって臨んだ。なぜなら、町田がリスペクト世するマッテオ・タンブリーニ(トッズのクリエイティブ・ディレクター)の創造性を、自身の五感で感じたいと思っていたからだ。実際、スケールの大きなプレゼンテーションに町田も目を見張り、存分に刺激を受ける。ミラノを闊歩(かっぽ)するその表情からも、国内での撮影現場とは異なるものを感じた。
世界のセレブリティーに引けを取らない存在感は、ショー会場でも目を引く。町田の周囲は各国の報道陣で常に人だかりで、時にインタビューに英語で応える。会場には榮倉奈々や飯豊まりえの姿も。職人たちによるデモンストレーションも圧巻だった。
マルケ
旅の後半は、イタリア中部のマルケ州。そこに本拠を置く、トッズの本社で町田と再会した。こここそ、トッズのクリエイションの根幹を支えるアルティジャーノ(職人)の総本山。圧倒的なスケールと、働き手にやさしいクリーンな環境、モノ作りに真摯(しんし)に向き合う職人の心意気……。それらに触れ、町田も改めて実感したはずだ。トッズが創る世界観やアイテム、やっぱり粋であると。
マルケの本社訪問はこれが2度目。トッズが誇る伝説の職人、アントニオ・リパーニとの再会は町田の心を躍らせ、その言葉に敬意をもって耳を傾けた。
問/トッズ・ジャパン 0120-102-578
掲載した商品はすべて税込み価格です。
Photograph: Mitsuya T-Max Sada
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: KOHEY(HAKU)
Coordinate: Chizuru Horikoshi(m&m mediaservices)