特別インタビュー
星のや富士にて、自身を顧みて、未来を見据える
町田啓太と過ごす、豊かな森の時間。[前編]
2025.12.05
森林の間を縫うようにしてしばらく階段を上っていくと、広々としたウッドデッキのテラスに出る。町田啓太は、ゆっくりと呼吸を整え、富士山麓の湖面から吹き上がってくる風に身をさらす。
ほんの束の間の休息──。
去年から今年にかけて、町田は多忙を極めていた。一昨年から続いていた大河ドラマ『光る君へ』と並行して『グラスハート』(Netflix)の撮影が始まり、終わったと思ったら『10DANCE(Netflix)』の撮影に入る
というように大作ヘの出演が続いていたのだ。
7月31日に配信が始まった『グラスハート』は、世界的に話題を呼び、劇中バンド「TENBLANK」の楽曲はヒットチャートのトップに躍り出るまでになった。
「錚々(そうそう)たるメンツの中に入れてもらって、約8カ月かけて撮影した作品でした。柿本ケンサク監督、佐藤健プロデューサーをはじめ、全員のものすごい情熱を感じた。現場ではひりつくようなこともたくさんあったけど、それもいい作品をつくろうとするがゆえのディスカッションだったわけです」
町田は撮影期間中、片時もギターを放さなかったというように全員が不慣れな楽器を猛特訓したことで、よりリアルな映像が生まれていた。象徴はライブシーンだ。
「ひとつのライブシーンだけで1週間ぐらい撮っていました。ナイターシーンでは日没から日の出まで何回も何回も。でも本当に大変だったのは、観客役のエキストラさんたち。皆さんの表情がリアルすぎて脱帽でした。観客の反応は最強の受け芝居だということを実感しました」
『グラスハート』と入れ替わりで始まったのが『10DANCE』の撮影だった。大河ドラマでの和楽器、『グラスハート』でのギターと特訓続きの町田だったが、社交ダンスはまたまるでレベルが違った。
インタビュー後編に続く[近日公開予定]>>
車名:アウディ SQ6 e-tron(エアサス装着車)
ボディーサイズ:
全長×全幅×全高=4770×1965×1670㎜
ホイールベース:2895㎜
駆動方式:4WD
車重:2440kg
フロントモーター:交流誘導電動機
リヤモーター:交流同期電動機
システム最高出力:360kW(ローンチコントロール起動時380kW)
モーター最大トルク:フロント275Nm、リヤ580Nm
タイヤ:フロント255/50R20、リヤ285/45R20
車両本体価格(消費税10%込):¥13,200,000(オプションを除く)
問/Audiコミュニケーションセンター
0120-598106(9:00〜19:00)
https://www.audi.co.jp
町田啓太(まちだ・けいた)
1990年生まれ。俳優、劇団EXILEメンバー。映画『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』『太陽とボレロ』『ミステリと言う勿れ』、テレビドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)、『ダメな男じゃダメですか?』(テレビ東京)、『unknown』(テレビ朝日系)、『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』(NHK)など話題作に多数出演。7月にはNetflixシリーズ『グラスハート』、12月にはNetflix映画『10DANCE』(W主演)など、2025年も注目作がめじろ押し。
ジャケット¥1,210,000、パンツ¥148,500、シャツ¥129,800、シューズ¥368,500/すべてベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク 0120-961-859)
Photograph: Yuji Kawata(Riverta Inc.)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: KOHEY(HAKU)
Text: Haruo Isshi, Haruhiko Ito(Office Cars)