ジャケット
酷暑が続く夏をスタイリッシュに過ごす日本限定ジャケット
この春、手に入れたい旬のノーカラージャケット【ポール・スミス】
2026.03.31
ファッション全体でエフォートレス、ジェンダーレスは見逃せないキーワード。シャツやニットで体を締め付けないゆったりしたシルエット、男性でも女性でも着られるようなデザインが主流になっている。そうしたトレンドはジャケットにおいても同様で、ノーカラージャケットは象徴的なアイテムのひとつ。襟がないことでよりリラックスした着心地となるうえ、首まわりがすっきり。カーディガンのように気軽にはおれて、かっちり感もキープできる。ニットやTシャツとの相性も抜群だから、春夏シーズンは特に活躍しそう。そこで、アエラスタイルマガジンがおすすめする旬なノーカラージャケットを紹介。
ポリエステル素材の進化は著しく、伸縮性や速乾性といった機能性はもちろん、触感も自然素材の心地よさをかなり再現している。ウールライク、コットンライクと表記されることもあるが、ポール・スミス リミテッドのノーカラージャケットに使われているRIRANCHA ?はさしずめリネンライク。柔らかくサラっとした質感でべとつくことなく、清涼感に富んでいるので麻のような心地よさが味わえる。デメリットであるシワになりやすさもない。通気性が抜群だから、湿度が高く、ますます猛暑が続きそうなこれからの季節は重宝しそうだ。
ダークグレーのほか、コロニアルスタイルを思わせるこのサンドベージュの2色展開。秋冬のダークカラーのジャケットに比べ、ナチュラル系は見た目だけで新しい季節感を演出してくれる。熱を吸収しづらい色調がこれからの気候に重宝するはず。
ストレスなく着られる締め付けのないビッグシルエットだが、脇の縫い目部分に目立たないようにインポケットを配置してミニマルな印象も醸し出す。一方で裏地の襟つりにはポール・スミス所有の歴代自転車の色を重ねたスポーツストライプをあしらうなど、遊び心のスパイスも利いている。同素材のパンツでセットアップも可。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Mitsuhide Sako(KATANA)