週末の過ごし方

SUSHI HŌSEKIで知る、
ラグジュアリーな一夜の余韻。

2026.03.31

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SUSHI HŌSEKIと黒龍酒造とのコラボイベントでは、深い旨みのマグロに黒龍 石田屋 2023が合わされた。

東京駅と目と鼻の先にある、東京ミッドタウン八重洲の上層階に展開するブルガリ ホテル 東京。その40階にひっそりと暖簾を掲げる「SUSHI HŌSEKI」は、わずか8席のみの空間に、名門ラグジュアリーブランドならではの品格と日本の伝統が凝縮された一軒である。

上質な一枚板のカウンター越しに供されるのは、料理長・清水拓郎氏による「おまかせ」。鮨にはもちろん、絶え間なく動く職人やホールスタッフたちの所作には高い美意識が宿り、ここでの体験が単なる食事を超えたものであることを雄弁に語る。

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SUSHI HŌSEKIの料理長・清水拓郎氏。

その真価を際立たせたのが、3月初旬に開催された福井県・黒龍酒造とのコラボレーションである。端正な旨味を湛えた「黒龍 石田屋 2023」、静謐な透明感をもつ「黒龍 しずく 2024」、祝祭性を帯びた「黒龍 福ボトル」……。それぞれの個性が清水の織りなす「福井」にこだわった鮨や肴と静かに響き合いながら、コースに緩やかな抑揚をもたらしていく。

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黒龍酒造の代表・水野直人氏。

清水氏の真骨頂は、過度な演出を排しながらも、酒との呼応を精緻に描き出す点にある。一方、黒龍酒造代表・水野直人氏が体現するのは、伝統に根ざしながら革新を続ける酒造りの哲学。両者に共通するのは静かで揺るぎない審美眼であり、それぞれの確かさは、ひと口ごとに移ろう余韻の重なりの妙が何よりの証と言える。

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「黒龍 火いら喜 2025」もまた、黒龍酒造を代表する一本。

ブルガリが掲げるラグジュアリーとは、選び抜かれた要素の調和にほかならない。イタリアの美意識と日本の技が交差するこの場所で、清水氏の鮨と水野氏の日本酒はとして結晶する。SUSHI HŌSEKIは、そんな一夜の余韻を味わえる稀有な舞台。今宵も、素晴らしき邂逅(かいこう)が客人を魅了するはずだ。
※黒龍酒造の各銘柄は、それぞれ大変希少。来店の際は、事前に在庫確認をおすすめします。

SUSHI HŌSEKI
東京都中央区八重洲2-2-1 ブルガリ ホテル 東京 40階
営業時間/ランチ12時〜14時 (月・金・土・日曜のみ)、ディナー18時~20時、20時30分~22時30分
定休日/火・水曜
TEL/03-6262-6624 ( レストラン予約直通/10時~19時)

Text:AERA STYLE MAGAZINE

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