靴
秋の行楽で活躍するファッションアイテム40選
【vol.4トリッカーズのカントリーブーツ】
2026.09.10
残暑もようやく収まり、本格的な行楽シーズンが到来。国内外の旅行はもちろん、ハイキングや紅葉狩りといったアウトドアアクティビティ、さらに、ドライブやツーリングなど、毎週末の計画を立てるだけでも気分は盛り上がる。今回、「ASM(アエラスタイルマガジン)」では、秋の行楽をより快適に楽しめるアイテムをカテゴリー別に厳選。目的や行動をアシストする機能性や季節感を採り入れた色柄など、装いを意識することで、ちょっとしたお出掛けも豊かで心地よい体験へと変わるだろう。
“おしゃれは足元から”という常套(じょうとう)句に従って、まずはシューズからピックアップ。
かつて、英国の上流階級が、田舎へ狩猟に出掛けるために考案されたトリッカーズのカントリーブーツも、まさに行楽向きの一足。現代のシチュエーションに置き換えれば、里山にたたずむオーベルジュはいかがだろう。日中は山道を散策し、ドッグランでしばし愛犬と戯れる。夜になれば、落ち着いた空間でディナーに舌鼓を打つ。そんな、昼と夜で全く異なるシーンでも、ブーツ一足あればカバーできる。写真の「STOW」は、美しいフルブローグが目を引くトリッカーズのアイコンモデル。現代でこそ装飾的な意味合いが強いブローグだが、元々は水はけをよくするための実用的なディテール。他にも、水の侵入を防ぐストームウェルトや耐久性の高いダブルソールなど、カントリーサイドを走破するための意匠が、今なお受け継がれている。こちらは青山店限定モデルで、アッパーにクロムエクセルレザーを採用したもの。オイルドレザーの表面だけ染める「丘染め」を施すことで、経年変化を重ねると、傷や剥がれた箇所から芯地の色がうっすらと顔を覗かせる。履き込んだ痕跡が自分だけの味わいへと変化する様子を、じっくりと時間をかけて楽しみたい。
問/トリッカーズ青山店 03-6805-1930
掲載した商品はすべて税込み価格です。
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Text: Tetsuya Sato