装い
2018 Spring / Summer
Neil Barrett
ニール バレット
2018.03.09
ニール バレット 2018年春夏コレクションは、未来を創造するため原点回帰し、更なる進化を遂げます。70年代から80年代のニール・バレットの若き日を旅する3部作に渡るコレクション。90年代中期のミニマリズムをキーとして21世紀に向け再構築されます。
コレクションはアーティスト、ドナルド・ジャッドの作品とイデオロギーからインスパイアされています。規則性あるプリントと、ウォッシュドインクプリントの様な絵画的なファブリックは、彼のミニマルアートから着想し、テックニットやパーフォレーションデザインは”Judd-esque”のジオメトリックを反映しています。ジャッドが生み出した「スタック」、「ボックス」、「プログレッション」のように、ニール バレットは自身の本質的なコレクションを強固なものにします。
ジャッドの作品は、ミラノのvia Ceresio 7 に位置する新しいニール バレットのヘッドクォーターにも影響を与えています。大胆で角ばった形、コンクリートで覆われ広々とした空間、ブラック、ホワイト、ガラスのカラーパレットは、2018 年春夏コレクションで初の舞台となります。ミニマリズムやリニアリティ、精密性を表すこのビルの建設中から創造されたコレクションの進化を象徴しています。またそれは、ニール バレットの美を決定づけるクリエイティブなビジョンを強調しています。