ジャケット
テーラードスーツの仕様を採り入れた程よいドレス感で差をつける
この春、手に入れたい旬のノーカラージャケット【アンフィーロ】
2026.04.07
※セットアップ可能。共布パンツが別途あり
ファッション全体でエフォートレス、ジェンダーレスは見逃せないキーワード。シャツやニットで体を締め付けないゆったりしたシルエット、男性でも女性でも着られるようなデザインが主流になっている。そうしたトレンドはジャケットにおいても同様で、ノーカラージャケットは象徴的なアイテムのひとつ。襟がないことでよりリラックスした着心地となるうえ、首まわりがすっきり。カーディガンのように気軽にはおれて、かっちり感もキープできる。ニットやTシャツとの相性も抜群だから、春夏シーズンは特に活躍しそう。そこで、アエラスタイルマガジンがおすすめする旬なノーカラージャケットを紹介。
通常のジャケットはカラー(上襟)とラペル(下襟)がシャツとネクタイと共にVゾーンを立体的に見せる。双方がないノーカラージャケットは、必然的にコーディネートにユニセックス的なニュアンスが漂う。そうしたなかでは、このジャケットは比較的マニッシュのカテゴリーに分類されるだろう。
ゆったりしたシルエットだが、全体の印象はかなり構築的。フラップのない腰のインポケットなど、ドレススーツのディテールを押さえている。ブラックに細いピンストライプがあしらわれており、緊張感を保ちつつ、礼服のような黒単色に比べてフォーマルさは抑えめ。その分ヌケ感があり、カジュアルなインナーにも合わせやすい。リラックスしてもルーズにはならないノーカラージャケットの着こなしにぴったりの一着といえる。一方で素材感はかなりウールに近いが、実際はポリエステル100%でシワになりにくく、洗濯機で丸洗いできるなど機能性に富む。襟のないVゾーンによるすっきりしたビジュアルと共に、これからの季節に活躍しそうだ。
2プリーツのセットアップパンツが別売りになっており、スーツとして着られるのもポイント。カラーはほかに無地のネイビーとブラウン、グレーのグレンチェックの3種がラインアップしている。
Photograph: Ryohei Oizumi
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Mitsuhide Sako(KATANA)