週末の過ごし方
町田啓太、台北にて。
2026.04.15
台中の秘境に向かう前日まで、町田啓太は台北に滞在していた。今回の旅の主目的のひとつは「KEITA MACHIDA 15th AnniversaryEVENT in TAIPEI」と銘打たれたファン・ミーティングに参加することだった。2024年に続いての2回目のイベントで、台北のみならず、多くのアジアのファンが会場には集結していた。
「前回開催させていただいた際にすごい衝撃を受けたんです。空港で熱烈なお出迎えをしていただいて、それがもう脳裏に焼き付いていた。でも、今回、さらに熱量が増している感じがして、こちらもそれに応えようと準備して入ったわけです」
町田は、この一日だけのイベントのためにギターを持ち込み、披露した。今回は、『グラスハート』で話題の楽曲のみならず、急遽もう1曲リストに加えていた。1933年に発表され、現地の歌謡曲として長らく親しまれ続けている『望春風』だ。
「メロディがすてきで、その国の歴史や文化を映したものなので、やれるならやろうと決めたのが渡航する1週間ぐらい前のこと。そこから練習を始めたんですが、フルでやるのはさすがにレベルが高くて少ししかできなかったです」
短いフレーズではあったが、拍手は鳴りやまなかった。異国への敬愛の念は十分に通じたのだ。そんな手間暇惜しまない実直さこそが町田啓太の本領なのだ。
Photograph: Yuji Kawata(Riverta Inc),Kota Uemura
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: KOHEY(HAKU)
Text: Haruo Isshi
Coordinate: Sophie Chen & Friends