週末の過ごし方
忙しくてもドンと喰らい(Don‘t Cry)!
町中華の名物丼でスタミナチャージ!
マッチと町中華。【第36回】
2026.11.06
どんなときでもギンギラギンに人生を謳歌(おうか)するマッチがあの町、この町の味アリな中華料理店をめぐりながら、ラーメンをすすり、ときにはビールを飲みながら餃子を頰張る、わんぱくな大人のための食の探訪記。今回は前回に続き、高田馬場の町中華を徹底リサーチ。オレンジと緑の看板が目を引く『秀永』でマッチの胃袋をつかんだ名物丼とは?
今年のマッチは、とにかく忙しい。ツアーで全国を飛び回りながらテレビやラジオにも精力的に出演。芸能の仕事のみならずモータースポーツ界でも常に注目を集める超人気者は、どれだけ多忙でも周囲に疲れた表情を見せることはない。
「家ではウイスキーばかりだけれど、町中華はやっぱりビール! これに限る!」
「今日もビールがおいしい!」とシャウト。マッチはいつでもサービス精神旺盛
「全部自分が好きでやっていることだから。60歳を過ぎたくらいからテレビも面白そうな企画だなと思ったら積極的に(オファーを)お受けするスタンスでいます。そこから学ぶことも多いし、なにより自分やまわりにいてくれるスタッフが楽しいと思える環境が一番。でも僕も人間なので(笑)、体力的に疲れたなというときももちろんあります。そういうときに町中華のパンチのきいた味が恋しくなるんだよね」と話すマッチ。
高田馬場で2代続く『秀永』でマッチを迎えてくれたのは、千鳥格子のコックコートがお似合いの荒川稔さん。創業が1980年と聞いて「スニーカーぶる〜すを出した年と同じ年ですね」とうれしそうに大きなボードメニューをチェックする。
「今日は温かい汁物の気分。広東らーめんと餃子はマストとして、ほかにおすすめはありますか?」とたずねると「うちは丼ものがおすすめです」と店主。学生が多い土地柄、ボリューム満点な丼メニューも充実しているが、そのなかでもマッチは“ほんこん飯”が気になった様子。百聞は一食に如かず、と追加で注文することに。
ちなみに『秀永』名物のほんこん飯は忙しいタクシーの運転手が仕事のあいまに食べる“的士飯(タクシー飯)”にヒントを得た丼もので、学生だけではなくこれを目当てに訪れるビジネスパーソンも多いという。それを聞きながら「いまどきは路肩に車を止めてサクッと食事をするというのはできないけれど、昔から地元のおいしいお店はタクシーの運転手さんに聞くのが一番と言われますよね」とうなずくマッチ。そういえば、島ツアー番外編で訪れたソウルで乗車したタクシーでも印象的な出来事があったそうで……。
「そうそう。タクシーでギンギラギンがかかっていてビックリした(笑)。運転手さんが韓国ではやっている歌だと教えてくれて。それ歌っているの僕です!ってのどまで言葉が出かかりましたよ。(タクシーの運転手さんは)本当に情報ツウだよね(笑)」と言いながらビールをぐびり。ちょうど運ばれてきた餃子を頰張ると「僕が好きな薄皮タイプ! 餡の風味がダイレクトに伝わります」とあっという間に完食。
丼系がおすすめと聞いて注文したほんこん飯。「食べるぞー!」と気合満々。
スプーンとフォークを使ってみたけれど……。「これは普通にれんげかスプーンで食べるのがいいね(笑)」
甜面醤と豆板醤で炒めた野菜がたっぷりのほんこん飯はもともと店のまかないごはんだったと聞いて「元気になれる味ですよね。忙しいときでもパパッと食べられて。野菜を使ったメニューが多いのもお客さんへの心遣いを感じます」と満足そう。
さらに広東らーめんの麺をずずっとすすり「おいしいです! 今日はとにかく汁物を欲していたので胃に沁みます」とスープをゆっくりと味わう。
「こういうお店が同じ場所にあり続けることは宝ですよね。大学時代からの常連さんは大人になってもほんこん飯や広東らーめんを食べて、そうそうこの味と懐かしい気持ちになるのだと思います。“宝”といえば、ファンの皆様はご存じかと思いますが、全オリジナルアルバムを収録したコンプリートBOXが12月に予約限定で発売されます。最初はアニバーサリーボックスとかそういうタイトルにしようかとスタッフと相談していたんだけれど、僕にとっては全楽曲が宝物なので、その気持ちをストレートに表現しました。宝という漢字を見ていたらウイスキーっぽいなと思ったので、パッケージデザインもそれをイメージしました。と、宣伝っぽくなってしまったけれど僕も買いたいくらい超豪華な内容なので(笑)、手に取ってもらえた方と宝物の共有ができたらうれしいです。食の思い出も音楽もみんなそれぞれ自分の宝物があると思うし、それは年月が経っても色あせないもの。今日のお店で料理をいただきながら、ふとそんなことが頭に浮かびました」
店主に感謝の気持ちを伝えて「今日もおいしかったです」とさわやかな笑顔。『マッチと町中華』の宝探しの旅はまだまだ続くので、今後もお楽しみに!
秀永
新宿区高田馬場2-8⁻5
電話/03-3208-6258
営業/11:30〜15:00、17:00〜22:00
休み/日曜
近藤真彦(こんどう・まさひこ)
1964年生まれ。歌手、俳優、レーシングチームオーナー兼監督、実業家。1979年テレビドラマ『3年B組金八先生』でデビュー。1980年以降はソロ歌手として、『スニーカーぶる~す』『ギンギラギンにさりげなく』『ハイティーン・ブギ』『ケジメなさい』『愚か者』などなど、ヒット曲を多数発表。現在もコンサートやディナーショーで多くの観客を魅了し、そのスター性は健在。
NEWS!
『近藤真彦 マッチと町中華。』絶賛発売中!!
近藤真彦(マッチ)が熱々の餃子を頰張り、豪快に麺をすする…。アエラスタイルマガジンで連載中の、ワンパクな大人たちのための食の探訪記。大好評のその内容に、取材時のアザーカット他を盛り込んで一冊のムックに。日本武道館での還暦バースデーコンサート直後に行ったロングインタビューや、ワクワクが止まらないスペシャルな「読者プレゼント(抽選)」にもご期待ください!
タイトル:『AERA STYLE MAGAZINE presents 近藤真彦 マッチと町中華。』
仕様:B5判、100P、オールカラー 発売日:2024年11月25日(月) 定価:1650円[税込]
NEWS!
<マッチと町中華。>ステッカーが完成!
マッチさんが訪れた店舗には、ご本人からオリジナルステッカーをお配りすることになりました。記事掲載された店舗に足をお運びの際は、このステッカーを探してみてください!
Photograph: Akira Maeda(MAETTICO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: GONTA(weather)
Text: Keiko Kodera