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東京を呼吸する、イタリアの名品。
第1回 ラルディーニのスーツ

2018.04.02

イタリア生まれのウエアが我々を魅力する理由は、ひと言では説明できない。「いま」を切り取る研ぎ澄まされた感性、手作業を重視した伝統的な技術、快適な着心地とつや、その土地土地の空気感や家族の絆……。フワリとまとえば、肌を通してその答えが見つかるはずだ。やわらかな光に満たされる春の東京で、そんなイタリアからのいちばん心地よい風を呼吸してみたい。

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スーツ¥139,000/ラルディーニ、タイ¥18,000/ガブリエレ パシーニ(ともにラルディーニ 東京店 03-5224-3880)、シャツ¥19,000/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ 0120-383-563)、靴¥140,000/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)、その他スタイリスト私物

花をモチーフとしたブートニエール。ラルディーニと言えば、それが思い浮ぶかもしれない。1978年、アドリア海に面したイタリア中東部の港町アンコーナ近郊で創業。名だたるブランドの製品を手がけるファクトリーとしてノウハウを蓄え、93年より自社コレクションを発表。いまやイタリアンテーラリングシーンをリードする存在に。トレンドをとらえたブリティッシュスタイルのスーツからも、高い技術力はもちろん、独特の色気や粋な遊び心が薫る。

掲載した商品は全て税抜き価格です。

第2回 ザ・ジジのジャケット>>

Photograph: Yoshihiro Kawaguchi(STOIQUE)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair: Akino@Llano Hair(3rd)
Make-up: Riku(Llano Hair)
Text: Yasushi Matsuami

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