カジュアルウェア
厳選した3作品をTシャツのデザインに!
「ランバン コレクション メンズ」が、
小説家・池波正太郎とのコラボレーション。
2023.07.04

1889年に創業した、フランスで最も歴史のあるクチュールメゾン「LANVIN(ランバン)」。そのエスプリを引き継いだ「LANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)」が、小説家の池波正太郎(いけなみ しょうたろう)とコラボレーションしたTシャツを発売。LANVIN COLLECTION 表参道店やGINZA SIX店、オンラインショップ限定で取り扱う。
今回注目したのが、今年生誕100周年を迎えた池波正太郎。戦後を代表する時代小説・歴史小説家の池波氏は、美食家や映画評論家としても著名で、フランス映画においては50年近く愛してきたこともあり、晩年には、幾度となくヨーロッパ旅行をしている。そのなかでも、特にひいきにしていたのがフランスで、訪れたときには多くの絵画を描いており、その独特のタッチはさまざまな著書のなかでも挿絵として使われている。
今回は、その希少なイラストのなかから厳選した3作品を、Tシャツのデザインにした。
SHOTARO IKENAMI×LANVIN COLLECTION
「粋=élégant T」

池波エッセイの名作『散歩のとき何か食べたくなって』(新潮文庫)の表紙になったことでも有名な作品。藤田嗣治(ふじた つぐはる)やピカソ、キスリングといったベルエポック期のアーティストに愛された、モンパルナスの老舗カフェレストラン「ク―ポール」の紳士と給仕が描かれている。

シトロエンの黄色い2CVと書店へ向かうパリジャン、そして野良犬・・・・・・。池波氏がこよなく愛した、パリの何げない下町の日常が描かれた、映画のワンシーンのような作品。

『あるシネマアディクトの旅』(文春文庫)をはじめ、多くの池波エッセイに登場する老舗居酒屋「B・O・F」と、その店主セトル・ジャンを描いた作品。
ボディーは着丈がやや短くほどよくビッグシルエットで、大人が着られるようなデザイン。ソフトな肌触りのコットンスムース素材を使用している。
「Le meilleur d’Edokko 粋=élégant 」は “最高の江戸っ子 粋=エレガント”の意味。 テールに丸みを持たせ、スリット部分はガゼットで補強。細部までこだわっている。
掲載した商品はすべて税込み価格です。
問/LANVIN COLLECTION表参道店 03-3486-5858
Text:AERA STYLE MAGAZINE