紳士の雑学
仕事終わりも意識した気分を上げるVゾーン
2017.09.11
スーツスタイルの要となるVゾーン。コーディネートの印象は、スーツ、タイ、シャツの組み合わせによって大きな差が出る。今回の企画では5着のスーツとともに、スタイリッシュなVゾーンの合わせ方を20日間にわたって披露。同時にやってはいけないNG例も紹介しつつスーツの着こなしテクニックを磨く。
楽しい週末を過ごしたあとの月曜日。これから始まる一週間に向けて気合を入れる意味でも、エネルギッシュな着こなしで仕事に活気をつけたい。
シャープさのなかにどこか色気を感じるネイビーのストライプスーツ。有能なイメージも兼ね備えた、力のあるアイテムだ。合わせるシャツもブルーのストライプで、シャープさを強調しながらさわやかな印象に。タイも同じくブルー系で統一してまとまりのある着こなしを心がけたい。ギラついた印象を抑えるには、ポケットチーフを挿すのが有効。TVホールドでさりげなく清潔感をプラスしよう。
間違えやすいNG例
同じブルー系でもストライプのタイを合わせるのは禁物。柄が散らかってしまい、主張が濃くなりすぎてしまう。柄と柄の組み合わせは2つまでにするのがベター。柄を組み合わせる際はストライプにしても、チェックにしても、柄の間隔に気を配ることが大事。例えば、似たような間隔のストライプ同士で合わせてしまうと、コーディネートの表情が欠けてしまうので、同じ柄でも幅が異なるように合わせてメリハリを出すことを心がけよう。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph:Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling:Masahiro Tochigi(QUILT)
Text:Yuichiro Tsuji