旅と暮らし
黄金色のロティサリーチキンに
歓声が上がる居心地の良い空間[部長の名店]
ル・プーレ ブラッスリーうかい
2019.10.04
「他社の女性の先輩に連れてきていただきました。女性ばかりの会だったのですが、焼き立てのチキンの丸焼きに歓声が!」と部長。
名店『うかい』のブラッスリーは、大手町1丁目という好立地に、ロティサリーチキンというスペシャリテを備え、客を迎える。
ご存じのとおり、フランスのパーティー料理の定番・ロティサリーチキン。この店の人気は、トウモロコシを食べて育ったプーレジョンヌというスペイン産若鶏。1時間かけてじっくり焼き上げるチキンは、うまみがあってジューシー、脂の乗った皮面はパリッと仕上がっている。
丸鷄は4人で食べてちょうどいい大きさだ。焼き立てを丸ごと見せてくれたあと、食べやすいように切り分けて出してくれるのがうれしい。ロティサリーチキンの種類は、スペイン産若鶏以外に、国産シャモ、スペイン産ホロホロ鶏と、選択肢は多い。
外光の入る店内は、堅苦しくない居心地のいい空間。肩ひじ張らない接待にぴったりだ。
「アエラスタイルマガジンVOL.44 AUTUMN 2019」より転載
Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno