女優・黒島結菜が語る
「私の愛するものは演技、登山、カメラ、あともうひとつ！」
［MUSE］

2013年、映画『ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜』でスクリーンデビューを果たして以来、数々の映画や連続テレビ小説、大河ドラマなど着実に出演作を重ね、女優としてのキャリアを積んできた黒島結菜。2019年、周防正行監督作品『カツベン』では、オーディションでヒロインの座を射止めた。

「自分をアピールするのが苦手なタイプなのですが、そんな私の中にこそ、役柄と似た部分があると監督が見つけ出してくれました。このままの私でいいんだと認められた気がしてすごくうれしかったし、だからこそ変わろうと思えるきっかけにもなった、メモリアルな作品でした」

2020年に放送された連続テレビ小説『スカーレット』では、主人公の川原家に新しい風を吹かせる役柄で登場。

「私の演じた松永三津は『素晴らしい作品は？』という問いに『売れる作品です』と答える個性の強い女の子。好き嫌いが別れるキャラクターと思ったからこそ、私なりに見つけた、彼女のかわいらしい部分を大事に演じました。難しい役どころでしたが、役者としての成長につながったと思います」

さて4月からは、連続ドラマ『行列の女神〜らーめん才遊記〜』が始まる。

「異常にポジティブで異常に空気が読めない、そんな女の子を演じます（笑）。つかみどころのない役だけど、そこにリアリティをもたせられるように、全力で役への理解を深めている最中です」

ちなみにプライベートで更新したいことは、趣味で撮り続けてきたカメラの作品撮り。そして登山も！

「近々実行したいと考えているのが、心から大切にしている愛犬との登山。まずはキャンプができる近場の山を探して、テントで1泊したいと画策中。たっぷりの愛情を注いでいるので、自然に触れたときの笑顔を見るのが心から楽しみなんです」

＜＜NHK連ドラ『スカーレット』女優・黒島結菜の脱皮

ワンピース¥42,000・(中に着た)ワンピース¥36,000／すべてタロウ ホリウチ（エムエイティティ　INFO@THE-MATT.COM）　ほかスタイリスト私物